1.
続ける
現在行っている動作や状態、話しなどを中断せずに継続する様子を表します。
Please
go
on
with
your
work.
(どうぞ仕事を続けてください。)
Please
丁寧に依頼や許可を求める際に使う言葉です。「どうぞ」「お願いします」といった意味合いです。
go on
「続ける」という意味の句動詞です。
with your work
「あなたの仕事」という意味です。「with ~」で「~と一緒に」または「~に関して」といった状況を表しますが、ここでは「あなたの仕事に集中して」といったニュアンスで使われています。
They
decided
to
go
on
despite
the
difficulties.
(彼らは困難にもかかわらず続けることに決めました。)
They decided
「彼らは決めた」という意味です。
to go on
「続けること」という意味です。不定詞「to go on」として使われています。
despite the difficulties
「困難にもかかわらず」という意味です。「despite ~」で「~にもかかわらず」を表します。
He
went
on
talking
for
hours.
(彼は何時間も話し続けました。)
He went on
「彼は続けた」という意味です。「go on」の過去形「went on」として使われています。
talking
「話すこと」という意味で、ここでは「went on」に続いて、継続している動作を表しています。
for hours
「何時間も」という意味です。「for ~」で期間を表します。
2.
起こる
ある出来事や状況が発生する様子を表します。特に「何が起こっているの?」という疑問でよく使われます。
What's
going
on
here?
(ここで何が起こっているのですか?)
What's
"What is" の短縮形です。「何が」という意味です。
going on
この文脈では「起こっている」「進行している」という意味の句動詞です。現在進行形になっています。
here
「ここで」「ここに」という意味の副詞です。
We
weren't
told
what
was
going
on.
(何が起こっているのか私たちは知らされませんでした。)
We weren't told
「私たちは知らされなかった」という意味です。「tell」の過去分詞「told」を使った受動態で、「tell 人」で「人に伝える」なので、「be told」で「伝えられる」「聞かされる」「知らされる」となります。
what was going on
「何が起こっていたのか」という意味です。「what」が先行詞を含んだ関係代名詞のように働き、「was going on」は「go on」の過去進行形です。
There's
a
lot
going
on
behind
the
scenes.
(舞台裏ではたくさんのことが起こっています。)
There's
"There is" の短縮形です。「~がある/いる」という存在を表す構文です。
a lot going on
「たくさんのことが起こっている」という意味です。「a lot」は「たくさん」という意味で、「going on」はここでは「起こっている」という意味の現在分詞で、「a lot」を修飾しています。
behind the scenes
「舞台裏で」という意味です。「behind ~」で「~の裏で」、「the scenes」は「舞台」という意味です。
3.
(明かりなどが)つく、(電化製品などが)作動する
明かりが点灯したり、電化製品や機械が作動したりする様子を表します。
The
light
won't
go
on.
(その明かりがつきません。)
The light
「その明かり」という意味です。
won't go on
「つかないだろう」「どうしてもつかない」という意味です。「will not」の短縮形「won't」が、「~しないだろう」という未来のことだけでなく、「どうしても~しない」という強い拒否や不可能を表すことがあります。「go on」は明かりや機械が「つく」「作動する」という意味です。
How
do
I
get
the
power
to
go
on?
(どうすれば電気がつきますか?)
How do I get
「どうすれば~できますか」という意味です。「get ~ to do」で「~に~させる」や、「get ~ doing」で「~を~させる状態にする」といった使い方がありますが、ここでは「get」が「~の状態にする」という意味で、「get the power going on」で「電力をつくようにする」といった意味合いになります。
the power to go on
「電力がつくように」という意味です。「get ~ to do」の形で「電力がつくようにさせる」を表しています。
The
machine
suddenly
went
on
by
itself.
(その機械が突然勝手に動き出しました。)
The machine
「その機械」という意味です。
suddenly went on
「突然動き出した」「突然作動した」という意味です。「suddenly」は「突然」という副詞です。「go on」の過去形「went on」として使われています。
by itself
「それ自身で」「勝手に」という意味です。「by oneself」で「一人で」「自分で」という意味を表します。
4.
(時間などが)経過する
時間や出来事が経過していく様子を表します。
As
time
goes
on,
things
will
get
easier.
(時間が経つにつれて、物事はより簡単になるでしょう。)
As time goes on
「時間が経過するにつれて」という意味です。「as ~」で「~につれて」「~のように」という意味を表し、「time goes on」で「時間が経過する」という定型表現です。
things will get easier
「物事はより簡単になるでしょう」という意味です。「things」は漠然と「物事」を表し、「get easier」は「より簡単になる」という意味です。「will get」で未来を表します。
The
party
went
on
late
into
the
night.
(パーティーは夜遅くまで続きました。)
The party went on
「パーティーは続いた」という意味です。「go on」の過去形「went on」が使われています。この文脈ではパーティーが時間的に続いたことを表します。
late into the night
「夜遅くまで」という意味です。「late」は「遅く」、「into the night」で「夜に入って」つまり「夜遅くまで」を表します。
The
years
go
on
so
quickly.
(月日が経つのは本当に早いものです。)
The years
「年月」という意味です。
go on
「経過する」「過ぎていく」という意味です。
so quickly
「とても早く」という意味です。「so ~」で「とても~」、「quickly」は「早く」という副詞です。
5.
(話を)続けるように促す
相手が話しているのを中断したときなどに、「どうぞ続けて」と促す際に使う表現です。
Go
on,
I'm
listening.
(続けて、聞いていますよ。)
Go on
この文脈では「続けて」「どうぞ」という意味で、相手に話の続きを促す際に使われる表現です。
I'm listening
「聞いていますよ」という意味です。「listen」の現在進行形「am listening」として使われています。
Please
go
on
with
your
story.
(どうぞお話を続けてください。)
Please
丁寧に依頼や許可を求める際に使う言葉です。「どうぞ」「お願いします」といった意味合いです。
go on
「どうぞ続けてください」という意味で、相手に話し続けることを促しています。
with your story
「あなたの話」という意味です。「with ~」で「~に関して」といった状況を表し、「あなたの話に関して」つまり「あなたの話を」となります。
He
paused
for
a
moment,
then
went
on
with
his
explanation.
(彼は少しの間立ち止まり、それから説明を続けました。)
He paused for a moment,
「彼は少しの間立ち止まった、または沈黙した」という意味です。「pause」は「一時停止する」、「for a moment」は「少しの間」という意味です。
then went on
「それから話を続けた」という意味です。「then」は「それから」、「went on」は「go on」の過去形で、ここでは「話を続ける」という意味です。
with his explanation
「彼の説明を」という意味です。「with ~」で「~を続けて」というニュアンスになります。
6.
…に頼る、…に基づいて判断する
情報や状況を判断の根拠としたり、それに頼ったりする様子を表します。
We
have
nothing
to
go
on.
(私たちには判断する根拠が何もありません。)
We have nothing
「私たちには何もない」という意味です。
to go on
この文脈では「判断の根拠となる」「頼るべき」という意味です。「nothing to go on」で「判断や行動の根拠となるものがない」という定型表現です。
You
must
not
go
on
hearsay.
(うわさ話に基づいて判断してはいけません。)
You must
「~しなければならない」という義務や強い推奨を表します。
not go on
「頼るべきではない」「~に基づいて判断すべきではない」という意味です。
hearsay
「又聞き」「うわさ話」という意味です。「go on hearsay」で「うわさ話に頼る」「うわさ話に基づいて判断する」となります。
The
police
have
very
little
to
go
on.
(警察はほとんど手掛かりがない。)
The police have
「警察は持っている」という意味です。「have」は「持っている」という所有を表します。
very little to go on
「頼るべきものがほとんどない」という意味です。「very little」は「ほとんどない」という否定的な意味合いになります。「to go on」は「判断の根拠となる」という意味です。
7.
(何かが)続く、長引く
不快な状況や望ましくない状態が長く続く様子を表します。
The
meeting
went
on
longer
than
expected.
(会議は予想より長引きました。)
The meeting
「その会議」という意味です。
went on
この文脈では「続いた」「長引いた」という意味です。「go on」の過去形「went on」として使われています。
longer than expected
「予想より長く」という意味です。「longer」は「長い」の比較級、「than expected」は「予想されたよりも」という意味です。
The
noise
just
goes
on
and
on.
(その騒音は延々と続いている。)
The noise
「その騒音」という意味です。
just goes on
「ただ続いている」「止まらない」という意味です。「just」はここでは「ただ」「ひたすら」といった強調を表します。「goes on」は「go on」の現在形三人称単数です。
and on
「ずっと」「延々と」という意味で、「go on and on」で「延々と続く」という定型表現です。
This
situation
can't
go
on
much
longer.
(この状況はこれ以上長くは続けられない。)
This situation
「この状況」という意味です。
can't go on
「続けることはできない」「このままではいけない」という意味です。「cannot」の短縮形「can't」が使われています。
much longer
「これ以上長くは」という意味です。「much longer」で「ずっと長く」というニュアンスになります。
8.
...と言い出す
話の流れの中で、次に何を言うか、あるいは何か特定の話題について話し始める様子を表します。
And
then
he
goes
on
to
say...
(そして次に彼はこう言い出す…)
And then he goes on
「そして次に彼は言い出す」という意味です。「and then」で「そして次に」、「goes on」は「go on」の現在形三人称単数ですが、物語などで過去の出来事を現在形で語る場合にこのように使われることがあります。
to say
「言うために」「~と言って」という意味です。「go on to do」で「次に~するという行動に移る」または「さらに~と言い続ける」というニュアンスを表します。
...
言葉が続くことを示します。
She
went
on
about
how
unfair
it
was.
(彼女はそれがどれほど不公平かということについて延々と話し始めました。)
She went on
「彼女はさらに続けた」「彼女は次に~と言い出した」という意味です。「go on」の過去形「went on」が使われています。
about how unfair it was
「それがどれほど不公平だったかについて」という意味です。「about ~」で「~について」を表し、「how unfair it was」は間接疑問文で「それがどれほど不公平だったか」という意味です。
He's
going
on
about
nothing
again.
(彼はまたくだらないことについて言ってるよ。)
He's going on
「彼は言っている」「主張している」という意味です。「go on」の現在進行形「is going on」が使われています。
about nothing again
「またしてもくだらないことについて」という意味です。「about nothing」で「くだらないこと」「取るに足らないこと」を表し、「again」は「再び」「また」です。「going on about ~」で「~についてくどくど言う」「~について主張する」というニュアンスになります。
9.
(特定の状態が)続く、行われる
予定されていたイベントや活動などが、困難な状況であっても中断されずに継続して行われる様子を表します。
The
show
must
go
on.
(ショーは続けなければならない。)
The show
「そのショー」「その公演」という意味です。
must go on
「続けられなければならない」「上演されなければならない」という意味です。「must ~」で「~しなければならない」という義務や強い必要性を表します。「go on」はここでは「行われる」「続けられる」という意味です。
Is
the
concert
still
going
on?
(コンサートはまだやっていますか?)
Is the concert
「コンサートは~ですか?」という意味で、be動詞「is」を使った疑問文の形です。
still going on
「まだ行われていますか」「まだ続いていますか」という意味です。「still」は「まだ」、「going on」は「go on」の現在進行形で、ここでは「行われている」「継続している」という意味です。
Despite
the
rain,
the
game
went
on.
(雨にもかかわらず、試合は続けられました。)
Despite the rain,
「雨にもかかわらず」という意味です。「despite ~」で「~にもかかわらず」を表します。
the game
「その試合」という意味です。
went on
「続けられた」「行われた」という意味です。「go on」の過去形「went on」として使われています。
10.
(食べ物が)腐り始める
食品が古くなったり腐ったりし始める様子を表す、やや口語的な表現です。
This
milk
is
going
on.
(この牛乳、悪くなりかけているよ。)
This milk
「この牛乳」という意味です。
is going on
「腐り始めている」「悪くなり始めている」という意味です。「go on」の現在進行形「is going on」として使われています。食べ物が悪くなることを表す口語的な表現です。
The
fruit
will
go
on
if
you
don't
eat
it
soon.
(すぐに食べないと、その果物は腐るでしょう。)
The fruit
「その果物」という意味です。
will go on
「腐るだろう」「悪くなるだろう」という意味です。「will go on」で未来のことを表します。
if you don't eat it soon
「もしあなたがすぐに食べなければ」という意味です。「if ~」で条件を表し、「eat it soon」は「それをすぐに食べる」、「don't eat」で否定を表します。
I
think
this
cheese
has
gone
on.
(このチーズは悪くなったと思う。)
I think
「私は思う」という意味です。
this cheese
「このチーズ」という意味です。
has gone on
「腐ってしまった」「悪くなってしまった」という意味です。「go on」の現在完了形「has gone on」として使われています。過去に始まって今に至る状態を表します。