1.
非人間または抽象的な単数主語が自分自身に対して行う行為や状態を表す再帰代名詞。
主語が「it」である場合や、非人間・抽象的な単数の主語が、自分自身に対して行う行為や状態を表すときに使われます。たとえば、ドアが自動で閉まる場合や、機械が自己修復する場合などです。
The
door
closed
itself.
(ドアが自動的に閉まった。)
The door
そのドア
closed
閉まった
itself
それ自身で(自動的に)
The
machine
repairs
itself.
(その機械は自己修復する。)
The machine
その機械
repairs
修理する
itself
それ自身を
2.
名詞や代名詞(特に「it」)を強調するために使う。
名詞や代名詞(特に「it」や、それが指す非人間・抽象的な単数名詞)を強調したいときに使われます。「それ自体が」「それ自身」といったニュアンスを加えます。
Is
the
product
itself
good
or
just
the
marketing?
(製品自体が良いのか、それとも単にマーケティングが良いのか?)
Is the product
その製品は~ですか
itself
それ自体
good
良い
or
それとも
just
単に
the marketing
マーケティング
3.
「by itself」(一人で、自動的に)や「of itself」(それ自身で、自然に)などの句の中で特定の意味を加える。
「by itself」や「of itself」のような慣用的なフレーズの一部として使われることがあります。「by itself」は「一人で」「自動的に」「勝手に」といった意味を、「of itself」は「それ自身で」「自然に」といった意味を加えます。
The
door
opened
by
itself.
(ドアが勝手に開いた。)
The door
そのドア
opened
開いた
by itself
それ自身で(自動的に、勝手に)
The
truth
revealed
itself.
(真実が明らかになった。)
The truth
真実
revealed
明らかにした
itself
それ自身を(明らかになった)