1.
自分自身、私自身。
文の主語(通常「私」)が行為の対象になる場合や、自分自身のために何かをする場合に使われます。自分自身に戻ってくる行為や対象を示します。
I
saw
myself
in
the
mirror.
(私は鏡で自分自身を見た。)
I
「私」という主語。
saw
「見た」という、過去の見る行為。
myself
主語である「I」自身を指す代名詞。「自分自身」。動詞の対象が主語自身であることを示す。
in the mirror
「鏡の中で」という場所を示す句。
I
bought
myself
a
new
book.
(私は自分自身に新しい本を買った。(自分のために新しい本を買った。))
I
「私」という主語。
bought
「買った」という、過去の買う行為。
myself
主語である「I」のために、または「I」自身に何かをすることを指す。ここでは「自分自身に」「自分のために」という意味。
a new book
「新しい本を1冊」という買う対象。
I
can
express
myself
in
English.
(私は英語で自分自身を表現できます。)
I
「私」という主語。
can
「~できる」という能力や可能性を示す助動詞。
express
「表現する」という動詞。
myself
主語である「I」自身を対象として「自分自身を」。ここでは「自分の考えや感情を表現する」という意味で使われる。
in English
「英語で」という方法や言語を示す句。
2.
(強調)自分自身で、自分で。
主語の行為を強調するために使われます。誰かの助けを借りずに自分自身で行ったことなどを強調する際に使われます。文末または主語の直後に置かれることが多いです。
I
built
this
myself.
(私はこれを自分自身で作った。)
I
「私」という主語。
built
「作った」という、過去の作る行為。
this
「これ」という対象を指す代名詞。
myself
主語である「I」を強調する代名詞。「自分で」「自分自身で」。誰かの助けなしに行ったことを強調する。
I'll
do
it
myself.
(私が自分でやります。)
I'll
「I will」の短縮形。「私は~するつもりだ」「私は~しよう」という意思を示す。
do it
「それをする」という行為を指す句。
myself
主語である「I」を強調する代名詞。「自分で」「自分自身で」。他の人に頼らず、自分が行うことを強調する。
The
queen
myself
will
attend
the
ceremony.
(この女王である私自身がその式典に出席いたします。(※強調用法は主語の直後や文末に置かれ、話し手がその人物であることを強調する。))
The queen
「女王」という主語。
myself
主語である「The queen」を強調する代名詞。「女王自身」。話し手が女王の立場であることを示唆し、強調する。
will attend
「出席するだろう」「出席します」という未来の行為を示す句。
the ceremony
「その式典」という対象。
3.
(慣用句)ひとりで、自分自身で(助けなしに)。
「by myself」という形で、「一人でいる状態」または「誰かの助けを借りずに自分自身で行う」という意味で使われる慣用句です。他の再帰代名詞(himself, herselfなど)も同様に「by + 再帰代名詞」の形で使われます。
I
was
by
myself.
(私は一人でした。)
I
「私」という主語。
was
「~だった」という、過去の状態を表すbe動詞。
by myself
「ひとりで」「誰かと一緒にいない状態」または「誰かの助けなしに」という意味の慣用句。ここでは「ひとりで」の状態を示す。
She
learned
English
by
herself.
(彼女は独学で英語を学びました。)
She
「彼女」という主語。
learned
「学んだ」という、過去の学ぶ行為。
English
「英語」という学習の対象。
by herself
「彼女自身で」「独学で」という意味の慣用句。ここでは「助けなしに、自分自身で」という意味。
He
lives
by
himself
in
a
small
apartment.
(彼は小さなアパートに独りで住んでいます。)
He
「彼」という主語。
lives
「住んでいる」という現在の状態を示す動詞。
by himself
「彼自身で」「独りで」という意味の慣用句。ここでは「他の家族などと一緒に住まず、単独で」という意味。
in a small apartment
「小さなアパートに」という場所を示す句。
4.
(非公式)私(主語や複合主語の一部として)。
非公式な文脈や特定の句(例: as for myself)において、主語や複合主語の一部として「I」の代わりに使われることがあります。しかし、これは標準的な文法とは異なり、特に「My wife and myself attended...」のような使い方は避けるべきとされています。
My
wife
and
myself
attended
the
meeting.
(妻と私が出席しました。(※非公式な、あるいはやや古風な表現。通常は「My wife and I」が使われる。))
My wife and myself
「私の妻と私自身」という複合主語。非公式な使い方で「妻と私」という意味で使われる。
attended
「出席した」という過去の行為。
the meeting
「その会議」という対象。
As
for
myself,
I
prefer
coffee.
(私自身としては、コーヒーの方が好きです。)
As for myself
「私自身については」という意味の句。自分の意見や立場を述べる際に使われる。
I prefer coffee
「私はコーヒーを好む」という、話し手の好みを示す文。
Thank
you
for
inviting
my
brother
and
myself.
(兄(弟)と私を招待してくれてありがとう。(※非公式な使い方。通常は「my brother and me」が使われる。))
Thank you for inviting
「招待してくれてありがとう」という感謝の表現。
my brother and myself
「私の兄(弟)と私自身」という句。非公式な使い方で「兄(弟)と私」という意味で使われる。