arabesque

/ˌærəˈbɛsk/ アラベスク

1. イスラム美術などで見られる複雑な装飾模様。蔓や葉、花、幾何学模様などを連続的に組み合わせたデザイン。

アラベスクは、イスラム美術やルネサンス美術に見られる、蔓や葉、花、幾何学模様などを連続的かつ複雑に組み合わせた装飾デザインです。写実的な描写ではなく、様式化されたパターンが特徴です。
The ceiling was adorned with intricate arabesques. (天井は複雑なアラベスク模様で装飾されていた。)

2. バレエのポーズの一つ。片足を後方に伸ばし、腕を優雅に広げる姿勢。

バレエのアラベスクは、片方の足を後ろに高く上げ、もう一方の足で立ち、両腕をバランス良く広げる、流れるような美しいポーズです。体の線が長く、伸びやかに見えるように表現されます。
She held a perfect arabesque, her body a picture of grace. (彼女は完璧なアラベスクを保ち、その体は優雅さの絵のようだった。)

3. 短く、旋律が華やかで装飾的な性格を持つ楽曲。

音楽におけるアラベスクは、繊細で装飾的なメロディラインを持つ短い楽曲を指します。一般的に、流れるような速いパッセージや複雑な装飾音が特徴で、その名が示す通り、視覚的なアラベスク模様のような複雑さを音で表現します。
Debussy's "Deux Arabesques" are famous for their delicate beauty. (ドビュッシーの「2つのアラベスク」はその繊細な美しさで有名だ。)