dropper

[ˈdrɑːpər] ドロッパー

1. 液体を吸い上げたり、一滴ずつ落としたりするための器具。主に実験や医療、香水などで少量かつ正確な量の液体を扱う際に用いられる。

科学実験や医療、香水など、少量の液体を正確に移動させたり滴下したりする際に用いられる器具です。先端が細く、ゴム球などで圧力を調整して液体を吸い上げます。
She used a dropper to add two drops of food coloring to the mixture. (彼女はスポイトを使って混合物に食紅を2滴加えた。)

2. 釣り糸に結びつけられた短い枝のような部分で、通常は追加の餌やルアーを取り付けるために使用される。

主な釣り糸から分岐する短いラインや、そこに結ばれたフックを指します。複数の餌やルアーを同時に使うことで、釣果を高める目的で使われます。
He tied a dropper to his main line to fish with two flies at once. (彼は一度に2つのフライで釣るために、メインラインに枝針を結びつけた。)

3. 他のマルウェア(ペイロード)を標的のシステムにインストールすることを主な目的とする悪意のあるプログラム。自己増殖能力は通常持たない。

コンピュータセキュリティの文脈で使われる用語で、自己増殖はせず、別のウイルスやトロイの木馬などの「ペイロード」を標的のシステムに「ドロップ」(インストール)する役割を果たすプログラムを指します。
The cybersecurity report warned about a new dropper used to deploy ransomware. (サイバーセキュリティの報告書は、ランサムウェアを展開するために使われる新しいドロッパーについて警告した。)

4. マウンテンバイクなどで、手元のレバー操作でサドルの高さを瞬時に調整できるシートポスト。

主にマウンテンバイクで使われる部品で、下り坂やテクニカルなセクションではサドルを下げて重心を低くし安定性を高め、登りや平坦路ではサドルを上げてペダリング効率を良くするために、手元で操作できる仕組みです。
A dropper seatpost is essential for technical downhill mountain biking. (ドロッパーシートポストは、テクニカルなダウンヒルマウンテンバイクにとって不可欠だ。)
関連
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fishing rig