Basilisk

/ˈbæzɪlɪsk/ バジリスク

1. ヨーロッパの伝説に登場する、視線や息に致命的な毒を持つとされる恐ろしい架空のヘビ状の生物。

ヨーロッパの伝説や神話に登場する架空の生物で、その視線や息には人を死に至らしめる力があると言われています。しばしば小さな冠をかぶったヘビとして描かれ、その名前はギリシャ語で「王」を意味する「basiliskos」に由来するとされています。ファンタジー作品などでも強力な敵として頻繁に登場します。
In ancient Greek mythology, the basilisk was a creature born from a rooster's egg hatched by a snake. (古代ギリシャ神話では、バジリスクは蛇が孵した雄鶏の卵から生まれた生物でした。)

2. 中南米の熱帯雨林に生息するイグアナ科のトカゲの一種で、水面を素早く走る能力を持つ。

中南米の熱帯雨林に生息するイグアナ科に属するトカゲの一種です。特に、危険が迫ると水面を後肢で高速で走る能力を持つことで有名で、この特徴から「イエス・キリストトカゲ (Jesus Christ lizard)」という異名も持ちます。頭部に鶏冠のような突起を持つ種もいます。
The common basilisk is renowned for its ability to run on water. (コモンバジリスクは水面を走る能力で有名です。)