Decent

/ˈdiːsnt/ ディーセント

1. 社会的に受け入れられる、基準を満たしているさま。まともな、ちゃんとした、きちんとした。

「decent」の最も一般的なイメージは、社会的な基準や期待を満たしている状態です。品質、行動、生活水準などが「普通に良い」「受け入れられるレベル」であることを表します。極端に素晴らしいわけではないけれど、悪くもなく、きちんとしているというニュアンスを含みます。

He is a decent person. (彼はまともな人です。)

• He: 「彼」という男性を指します。
• is: 「～である」という状態を表します。
• a: 特定の人物や物を指すのではなく、一般的な「一人」や「一つ」を指します。
• decent: 社会的に受け入れられる、まともな、きちんとした、という意味です。
• person.: 人間、人物を指します。

They earn a decent living. (彼らはちゃんとした生計を立てています。)

• They: 「彼ら」「彼女ら」「それら」など、複数の人や物を指します。
• earn: 働くことによってお金などを得る、稼ぐ、という意味です。
• a: 特定のものを指すのではなく、一般的な「一つ」を指します。
• decent: ここでは、生活するのに十分な、ちゃんとした、という意味です。
• living.: 生計、暮らしを指します。

It's important to have a decent attitude at work. (職場できちんとした態度を持つことは重要です。)

• It's: 「It is」の短縮形で、「それは～である」という状態を表します。
• important: 重要な、大切な、という意味です。
• to: 不定詞を作る「to」で、ここでは「持つこと」という行為を導きます。
• have: 持つ、備えている、という意味です。
• a: 特定のものを指すのではなく、一般的な「一つ」を指します。
• decent: ここでは、社会的に受け入れられる、きちんとした、という意味です。
• attitude: 態度、姿勢を指します。
• at: 特定の場所や状況を示す前置詞です。
• work.: 職場、仕事中を指します。

She comes from a decent family. (彼女はちゃんとした家庭の出身です。)

• She: 「彼女」という女性を指します。
• comes: 出身である、来る、という意味です。
• from: ～から、～出身である、という意味を表す前置詞です。
• a: 特定のものを指すのではなく、一般的な「一つ」を指します。
• decent: ここでは、きちんとした、まともな、社会的に受け入れられる、という意味です。
• family.: 家族、家庭を指します。

2. 質や量がそこそこ良い、かなりの、悪くない、といった評価を表す。

この意味での「decent」は、物事の質や量が「まあまあ良い」「悪くない」「十分な」という評価を表します。最高ではないけれど、期待しているレベルやそれ以上である場合に用いられます。

This restaurant serves decent pizza. (このレストランはそこそこおいしいピザを出します。)

• This: 「これ」という近くにあるものを指します。
• restaurant: 飲食店、レストランを指します。
• serves: 料理などを提供する、出す、という意味です。
• decent: ここでは、そこそこ良い、悪くない、という意味です。
• pizza.: イタリア料理のピザを指します。

We had a decent time at the party. (パーティーでそこそこ楽しめました。)

• We: 「私たち」という複数の人を指します。
• had: 「have」の過去形で、ここでは「過ごした」という意味です。
• a: 特定のものを指すのではなく、一般的な「一つ」を指します。
• decent: ここでは、悪くない、そこそこ良い、という意味です。
• time: 時間、楽しい時を指します。
• at: 特定の場所や状況を示す前置詞です。
• the: 特定のものを指す定冠詞です。
• party.: パーティー、集まりを指します。

He speaks decent French. (彼はかなりのフランス語を話します（フランス語がそこそこできる）。)

• He: 「彼」という男性を指します。
• speaks: 言葉を話す、という意味です。
• decent: ここでは、かなりの、そこそこ良い、という意味です。
• French.: フランス語を指します。

That's a decent amount of money. (それはかなりの金額ですね。)

• That's: 「That is」の短縮形で、「それは～である」という状態を表します。
• a: 特定のものを指すのではなく、一般的な「一つ」を指します。
• decent: ここでは、かなり良い、そこそこの、という意味です。
• amount: 量、数量を指します。
• of: ～の、という意味を表す前置詞です。
• money.: お金を指します。

3. 道徳的に正しい、上品な、親切な、といった人柄や態度を表す。

「decent」は、人の性格や態度が道徳的に正しく、思いやりがあり、上品であることを示す場合にも使われます。特に「It was decent of you to...」の形で、「～してくれて親切だったね」という意味でよく使われます。

It was very decent of you to help me. (助けてくれてとても親切でした（あなたのおかげで助かりました）。)

• It: 「それは」という意味で、ここでは状況を指します。
• was: 「be」動詞（is/am/are）の過去形で、「～であった」という状態を表します。
• very: 非常に、とても、という意味で、後に続く形容詞を強調します。
• decent: ここでは、親切な、思いやりのある、という意味です。
• of: ～にとって、～の、という意味を表す前置詞です。
• you: 「あなた」という相手を指します。
• to: 不定詞を作る「to」で、後に続く動詞の目的や結果を表します。
• help: 助ける、手伝う、という意味です。
• me.: 「私を」という意味で、動詞の目的語となります。

He's a decent fellow. (彼は上品な（きちんとした、思いやりのある）男性です。)

• He's: 「He is」の短縮形で、「彼は～である」という状態を表します。
• a: 特定の人物や物を指すのではなく、一般的な「一人」を指します。
• decent: ここでは、道徳的に正しい、上品な、という意味です。
• fellow.: 男性を指す言葉で、仲間、やつ、といった親しみや評価を含みます。

Try to be decent to everyone. (みんなに対して礼儀正しくありなさい。)

• Try: 試みる、努力する、という意味です。
• to: 不定詞を作る「to」で、後に続く動詞の目的や結果を表します。
• be: ～である、～になる、という意味です。
• decent: ここでは、礼儀正しく、上品に、という意味です。
• to: ～に対して、という意味を表す前置詞です。
• everyone.: 全ての人、皆を指します。

関連

• respectable
• proper
• fair
• reasonable
• adequate
• satisfactory
• pretty good
• kind
• polite