determinism

[dɪˈtɜːrmɪnɪzəm] デターミニズム

1. 未来に起こる出来事はすべて、過去の出来事や原因によってあらかじめ完全に決定されているとする哲学的な考え方。

世の中で起こる出来事、そして未来に起こることはすべて、過去の出来事や原因によって完全に決まってしまっている、という考え方を指します。
Determinism is a philosophical concept that states that all events are determined completely by previously existing causes. (決定論とは、未来の出来事はすべて以前から存在していた原因によって完全に決定されていると述べる哲学的な概念です。)

2. 特に哲学において、人間の行動や選択もまた物理法則や過去の原因によって決定されており、自由意志は存在しない、あるいは限定的であるとする立場。

特に哲学の分野で、人間の行動や選択といった自由だと思われていることも、実は過去の原因や物理法則などによってあらかじめ決まってしまっているため、自由意志は本当は存在しない、あるいは私たちが思っているほど自由ではない、とする考え方を指します。
If determinism is true, then all our choices are merely predictable outcomes of prior conditions. (もし決定論が真実ならば、私たちのすべての選択は以前の状況の単なる予測可能な結果に過ぎません。)