lacuna

/ləˈkjuːnə/, /ləˈkuːnə/ ラキューナ, ラクーナ

1. 文書や知識、系列などの空白、欠落部分、抜け落ち。

文書や情報、一連の流れにおいて、本来あるべきものが欠けている、または失われている部分を指します。知識や歴史の記録などに使われることが多いです。
There is a significant lacuna in our understanding of the process. (その過程の理解にはかなりの欠落がある。)

2. 医学・解剖学などで、組織や骨の中にある小さな空洞や隙間。

生物学や医学分野で、組織構造の中に自然に存在する、または病理的に生じる小さな空間や隙間を指します。細胞などがこの中にあることがあります。
A small lacuna was found in the bone tissue. (骨組織の中に小さな空洞が見つかった。)

3. 写本学で、写本においてテキストが欠落している部分。

古文書や写本を研究する分野で、原本が破損したり失われたりして、テキストが読めなくなっている、または存在しない部分を指します。研究対象となることがあります。
Scholars try to reconstruct the missing text in the lacunae of the ancient scroll. (学者は古代の巻物の欠落箇所にある失われたテキストを再構築しようと試みている。)