identity

/aɪˈdɛntɪti/ アイデンティティ

1. ある人や物が何であるかという状態または事実；個性。

ある人が自分をどのような人間だと認識しているか、または他の人がその人をどのように認識しているかという、個々の固有性や存在意義を表す言葉です。自分自身の本質や特徴、所属する集団や文化との関わりから生まれるものです。

She is trying to find her true identity. (彼女は本当の自分自身を見つけようとしている。)

• She: 「彼女」という人を指します。
• is: 主語がどのような状態であるかを示します。「～である」という意味のbe動詞です。
• trying: 「試みる」「努力する」という意味です。ここではbe動詞と組み合わせて「～しようとしている」という進行形を作っています。
• to: ここでは動詞「find」（見つける）の前に置いて、不定詞を形成し、目的を示しています。「～するために」という意味合いです。
• find: 「見つける」という意味です。
• her: 「彼女の」という所有を表します。
• true: 「真の」「本当の」という意味です。
• identity: 「自分自身が何者であるか」という意味です。

The identity of the culprit remains unknown. (犯人の正体は不明のままだ。)

• The: 特定の物を指す定冠詞です。
• identity: 「正体」「何であるか」という意味です。
• of: 「～の」という所有や関連性を示す前置詞です。
• the: 特定の物を指す定冠詞です。
• culprit: 「犯人」という意味です。
• remains: 「～のままである」「依然として～である」という意味です。
• unknown: 「不明の」「知られていない」という意味です。

He has a strong sense of cultural identity. (彼は強い文化的アイデンティティを持っている。)

• He: 「彼」という人を指します。
• has: 「～を持っている」という所有を表します。ここでは「強い」という形容詞と共に使われ、「持ち合わせている」「備わっている」というニュアンスです。
• a: 「一つの」という意味の不定冠詞です。
• strong: 「強い」「確固とした」という意味です。
• sense: 「感覚」「意識」という意味です。
• of: 「～の」という関連性を示す前置詞です。
• cultural: 「文化的な」という意味です。
• identity: 「自分が属する文化集団の一員であるという意識」という意味です。

2. 密接な類似性または一致。

二つ以上のものや事柄が、特徴や性質において完全に一致している状態や、非常に似ている状態を表す際に使われます。特に科学や数学などで、同一性を証明する場合に用いられます。

There was an identity between the two signatures on the documents. (書類にあった二つの署名の間に一致があった。)

• There: 「～がある」という存在を示す構文の始まりです。
• was: 「～があった」という過去の存在を示すbe動詞です。
• an: 「一つの」という意味の不定冠詞です。次に続く名詞が母音で始まるため'a'ではなく'an'を使います。
• identity: 「一致」「同一性」という意味です。
• between: 「～の間で」という意味で、二つのものの関係性を示します。
• the: 特定の物を指す定冠詞です。
• two: 「二つの」という意味の数詞です。
• signatures: 「署名」という意味の名詞の複数形です。
• on: ここでは「～に関して」「～について」という意味合いで使われる前置詞です。
• the: 特定の物を指す定冠詞です。
• documents: 「書類」という意味の名詞の複数形です。

Scientists confirmed the identity of the two samples through tests. (科学者たちは検査を通して、二つのサンプルの同一性を確認した。)

• Scientists: 「科学者」という意味の名詞の複数形です。
• confirmed: 「確認した」という動詞の過去形です。
• the: 特定の物を指す定冠詞です。
• identity: 「同一性」「一致」という意味です。
• of: 「～の」という関連性を示す前置詞です。
• the: 特定の物を指す定冠詞です。
• two: 「二つの」という意味の数詞です。
• samples: 「サンプル」「標本」という意味の名詞の複数形です。
• through: 「～を通して」「～によって」という意味の前置詞です。
• tests: 「テスト」「検査」という意味の名詞の複数形です。

They claimed identity with the previous findings. (彼らは以前の研究結果との一致を主張した。)

• They: 「彼ら」という複数の人を指します。
• claimed: 「主張した」という動詞の過去形です。
• identity: ここでは「完全に一致すること」という意味で使われています。
• with: 「～と」という関連性を示す前置詞です。
• the: 特定の物を指す定冠詞です。
• previous: 「以前の」「前の」という意味の形容詞です。
• findings: 「発見」「研究結果」という意味の名詞の複数形です。

3. (数学) ある数学的操作において、特定の要素と結合しても要素が変わらない性質。

数学の分野で使われる言葉で、ある演算において、その要素と演算しても結果が変わらない特別な要素（単位元）や、常に成り立つ等式（恒等式）、入力と出力が変わらない関数（恒等写像）などを指します。特に代数学で重要な概念です。

The identity element for addition is zero. (足し算における単位元はゼロである。)

• The: 特定の物を指す定冠詞です。
• identity: ここでは数学における「単位元」や「恒等写像」などの意味で使われます。
• element: 「要素」という意味です。
• for: 「～にとって」「～に関する」という意味の前置詞です。
• addition: 「足し算」という意味です。
• is: 主語がどのような状態であるかを示します。「～である」という意味のbe動詞です。
• zero: 「ゼロ」という意味です。

In matrix multiplication the identity matrix is denoted by I. (行列の掛け算において、単位行列はIで表される。)

• In: 「～において」という意味の前置詞です。
• matrix: 「行列」という意味です。
• multiplication: 「掛け算」という意味です。
• the: 特定の物を指す定冠詞です。
• identity: ここでは数学における「単位行列」の意味で使われます。
• matrix: 「行列」という意味です。
• is: 主語がどのような状態であるかを示します。「～である」という意味のbe動詞です。
• denoted: 「示される」「表される」という意味の動詞の過去分詞です。
• by: ここでは「～によって」という意味の前置詞です。
• I: アルファベットの「アイ」です。ここでは単位行列を表す記号です。

This equation is an identity because it holds true for all values of x. (この等式は、xの全ての値に対して成り立つので、恒等式である。)

• This: 「これ」「この」という指示代名詞・指示形容詞です。
• equation: 「方程式」「等式」という意味です。
• is: 主語がどのような状態であるかを示します。「～である」という意味のbe動詞です。
• an: 「一つの」という意味の不定冠詞です。次に続く名詞が母音で始まるため'a'ではなく'an'を使います。
• identity: ここでは「恒等式」という意味で使われます。
• because: 「～だから」という理由を示す接続詞です。
• it: 「それ」というものを指す代名詞です。ここでは前の「equation」を指します。
• holds: ここでは「成り立つ」「有効である」という意味の動詞です。
• true: 「真実に」「正しく」という意味の副詞です。
• for: 「～にとって」「～に対して」という意味の前置詞です。
• all: 「全ての」という意味の形容詞です。
• values: 「値」という意味の名詞の複数形です。
• of: 「～の」という関連性を示す前置詞です。
• x: 文字の「エックス」です。ここでは変数として使われています。

4. (コンピューティング) システム内で個人やエンティティを表すために使用される名前またはトークン。

コンピューターシステムやネットワーク上で、個人やエンティティを識別するための情報（ユーザー名、パスワード、証明書など）を指します。オンラインでの本人確認やアクセス管理において不可欠な概念です。

Users need to verify their identity before accessing sensitive data. (ユーザーは機密データにアクセスする前に、本人確認を行う必要がある。)

• Users: 「ユーザー」「利用者」という意味の名詞の複数形です。
• need: 「～する必要がある」という意味の動詞です。
• to: ここでは動詞「verify」（確認する）の前に置いて、不定詞を形成し、目的を示しています。「～するために」という意味合いです。
• verify: 「確認する」「証明する」という意味です。
• their: 「彼らの」という所有を表します。ここでは「ユーザーたちの」という意味です。
• identity: ここではシステム上での「本人確認情報」や「アカウント」を指します。
• before: 「～の前に」という意味の接続詞または前置詞です。ここでは次に文章が続くので接続詞として使われています。
• accessing: 「アクセスする」「利用する」という意味の動詞の現在分詞形です。ここでは'before'の後ろで動名詞句を形成しています。
• sensitive: 「機密の」「重要な」という意味の形容詞です。
• data: 「データ」という意味の名詞です。

Digital identity is becoming increasingly important online. (デジタルの本人確認（またはデジタルアイデンティティ）は、オンラインでますます重要になっている。)

• Digital: 「デジタルの」という意味の形容詞です。
• identity: ここではコンピューターやインターネット上での「個人情報」「アカウント情報」などを指します。
• is: 主語がどのような状態であるかを示します。「～である」という意味のbe動詞です。
• becoming: 「～になる」という意味の動詞「become」の現在分詞です。be動詞と組み合わせて「～になりつつある」という進行形を作っています。
• increasingly: 「ますます」「次第に」という意味の副詞です。
• important: 「重要な」という意味の形容詞です。
• online: 「オンラインで」「インターネット上で」という意味の副詞です。

They stole her identity and opened credit cards in her name. (彼らは彼女の個人情報を盗み、彼女の名義でクレジットカードを開設した。)

• They: 「彼ら」という複数の人を指します。
• stole: 「盗んだ」という意味の動詞「steal」の過去形です。
• her: 「彼女の」という所有を表します。
• identity: ここでは「個人情報」「身元」という意味で使われます。
• and: 「そして」「～と」という接続詞です。
• opened: 「開いた」「開設した」という意味の動詞の過去形です。
• credit: 「信用」「クレジットカード」という意味です。
• cards: 「カード」という意味の名詞の複数形です。
• in: 「～の名義で」「～を使って」という意味の前置詞です。
• her: 「彼女の」という所有を表します。
• name: 「名前」という意味です。

関連

• individuality
• self
• personality
• nature
• essence
• uniqueness
• character
• identification
• verification
• authenticity