cocoon

[kəˈkuːn] カクーン

1. 昆虫の幼虫、特にカイコが蛹になるために紡ぐ保護用の覆い。

昆虫、特にカイコの幼虫が、蛹になる成長段階で自分自身を保護するために糸を紡いで作る固い覆いを指します。これは自然界における変態の過程で重要な役割を果たします。

The silkworm spun a cocoon around itself before pupating. (カイコは蛹になる前に自分自身を包む繭を紡いだ。)

• The: 特定のものを指す定冠詞です。
• silkworm: カイコを指します。
• spun: 「紡ぐ」という意味の動詞 spin の過去形です。
• a: 特定のものを指定しない不定冠詞で、「ひとつの」という意味合いを持ちます。
• cocoon: ここではカイコが作る「繭」を指します。
• around: 「〜の周りに」という意味の前置詞です。
• itself: 「それ自身を」という意味の再帰代名詞です。
• before: 「〜の前に」という意味の接続詞または前置詞です。
• pupating: 「蛹になる」という意味の動詞 pupate のing形です。

The butterfly emerged from its cocoon beautifully. (蝶は美しく繭から出現した。)

• The: 特定のものを指す定冠詞です。
• butterfly: 蝶を指します。
• emerged: 「出現した」「現れた」という意味の動詞 emerge の過去形です。
• from: 「〜から」という意味の前置詞です。
• its: 「その」という意味の所有格です。
• cocoon: ここでは蝶が蛹になるための「繭」や「蛹の殻」を指します。
• beautifully: 「美しく」という意味の副詞です。

Silk is made from silkworm cocoons. (絹はカイコの繭から作られる。)

• Silk: 絹を指します。
• is: 「〜である」という意味のbe動詞です。
• made: 「作られる」という意味の動詞 make の過去分詞で、ここでは受動態の一部です。
• from: 「〜から」という意味の前置詞です。
• silkworm: カイコを指します。
• cocoons: カイコの「繭」の複数形です。

2. 何かを包み込んだり保護したりするもの。比喩的に、安全で快適だが孤立した環境。

物理的に何かを覆い包むものや、比喩的に外部の世界から隔離された、安全で快適だけれどもやや孤立した状態や環境を指すことがあります。

She created a cocoon of security for her children. (彼女は子供たちのために安心という繭を作り出した。)

• She: 「彼女」という人を指します。
• created: 「作った」という意味の動詞 create の過去形です。
• a: 特定のものを指定しない不定冠詞で、「ひとつの」という意味合いを持ちます。
• cocoon: ここでは比喩的に、安全で快適な「保護された環境」を指します。
• of: 「〜の」という意味の前置詞で、ここではcocoonが何でできているかを示します。
• security: 「安全」「安心」という意味の名詞です。
• for: 「〜のために」という意味の前置詞です。
• her: 「彼女の」という意味の所有格です。
• children: 「子供たち」という意味の名詞 child の複数形です。

He lived in a cocoon of his own making. (彼は自分で作った繭（孤立した環境）の中に住んでいた。)

• He: 「彼」という人を指します。
• lived: 「住んでいた」「暮らしていた」という意味の動詞 live の過去形です。
• in: 「〜の中に」という意味の前置詞です。
• a: 特定のものを指定しない不定冠詞で、「ひとつの」という意味合いを持ちます。
• cocoon: ここでは比喩的に、外部から遮断された「孤立した環境」や「閉じこもった状態」を指します。
• of: 「〜の」という意味の前置詞です。
• his: 「彼の」という意味の所有格です。
• own: ここでは所有格の後について「自分自身の」という意味を強調します。
• making: ここでは「作ること」「作ったもの」という意味の名詞です。

The warm blanket wrapped her in a cocoon of comfort. (暖かい毛布が彼女を心地よい繭のように包み込んだ。)

• The: 特定のものを指す定冠詞です。
• warm: 「暖かい」という意味の形容詞です。
• blanket: 「毛布」という意味の名詞です。
• wrapped: 「包んだ」という意味の動詞 wrap の過去形です。
• her: 「彼女を」という意味の目的格です。
• in: 「〜の中に」という意味の前置詞です。
• a: 特定のものを指定しない不定冠詞で、「ひとつの」という意味合いを持ちます。
• cocoon: ここでは物理的に包み込む「覆い」や「包まれた状態」を比喩的に指します。
• of: 「〜の」という意味の前置詞です。
• comfort: 「快適さ」「心地よさ」という意味の名詞です。

3. （動詞）〜を保護するように覆い包む。

動詞として使う場合、「〜を包み込む」または「〜を隔離する」という意味で使われます。物理的に何かで覆う場合と、比喩的に安全な状態や孤立した状態に置く場合の両方で使われます。

She felt cocooned in the warmth of her family. (彼女は家族の暖かさに繭のように包まれていると感じた。)

• She: 「彼女」という人を指します。
• felt: 「感じた」という意味の動詞 feel の過去形です。
• cocooned: 「繭に包まれたように感じた」という意味で、動詞 cocoon の過去分詞が形容詞的に使われています。
• in: 「〜の中に」という意味の前置詞です。
• the: 特定のものを指す定冠詞です。
• warmth: 「暖かさ」という意味の名詞です。
• of: 「〜の」という意味の前置詞です。
• her: 「彼女の」という意味の所有格です。
• family: 「家族」という意味の名詞です。

The village was cocooned by the surrounding mountains. (その村は周囲の山々によって包まれていた。)

• The: 特定のものを指す定冠詞です。
• village: 「村」という意味の名詞です。
• was: 「〜だった」という意味のbe動詞の過去形です。
• cocooned: 「包まれていた」という意味で、動詞 cocoon の過去分詞が受動態として使われています。
• by: 受動態で動作主や原因を示す前置詞で、「〜によって」という意味です。
• the: 特定のものを指す定冠詞です。
• surrounding: 「周囲の」「取り囲んでいる」という意味の形容詞です。
• mountains: 「山々」という意味の名詞 mountain の複数形です。

He tried to cocoon himself from the outside world. (彼は外の世界から自分自身を隔離しようとした。)

• He: 「彼」という人を指します。
• tried: 「試みた」という意味の動詞 try の過去形です。try to doで「〜しようと試みる」という意味になります。
• to: 不定詞を作るtoです。
• cocoon: ここでは「包み込む」「隔離する」という意味の動詞です。
• himself: 「彼自身を」という意味の再帰代名詞です。
• from: 「〜から」という意味の前置詞です。
• the: 特定のものを指す定冠詞です。
• outside: 「外部の」「外側の」という意味の形容詞です。
• world: 「世界」という意味の名詞です。

関連

• chrysalis
• pupa
• larva
• pupa
• moth
• butterfly
• wrap
• shield
• protect
• isolate