inventory

/ˈɪnvəntɔːri/ インヴェントリー

1. 在庫品、棚卸品

ビジネスや物流の文脈で、企業や店舗が販売するために保管している商品や資材全体のことを指します。これらを数え上げ、リストアップする行為自体もInventoryと呼ばれます。物理的な商品だけでなく、デジタルな資産(ソフトウェアライセンスなど)を指す場合もあります。企業の資産として扱われ、経営状態を示す重要な要素の一つです。
We need to do an inventory check at the end of the month. (月末に棚卸しをする必要があります。)

2. 目録、一覧表

財産、物品、コレクションなどのリストやカタログのことを指します。特に、中に何が入っているかを正確に把握するために作成されるものです。部屋の備品リスト、図書館の蔵書リストなどもInventoryの一種です。一つ一つの項目が詳細に記録されている場合が多いです。
The museum keeps a detailed inventory of all its artifacts. (その博物館は、全ての遺物の詳細な目録を保管しています。)

3. 棚卸し(の行為)

実際に倉庫や店舗にある商品などを数え、リストと照合したり、新たなリストを作成したりする作業そのものを指します。在庫の正確な数を把握し、ロスがないかなどを確認するために定期的に行われます。この行為の結果として作成されるリストが「目録」の意味合いを持ちます。
The store will be closed for inventory tomorrow. (明日、その店は棚卸しのため休業します。)

4. (コンピュータシステムの)構成情報一覧

情報技術の分野で、組織が保有するコンピュータ、ソフトウェア、ネットワーク機器などのリストを指します。各機器やソフトウェアの種類、仕様、設置場所、担当者などの詳細情報を含みます。資産管理、セキュリティ対策、ライセンス管理などの目的で作成・維持されます。
The IT department maintains an inventory of all company computers. (IT部門は、全ての社内コンピュータの構成情報一覧を管理しています。)

5. 質問紙法、検査票(心理学など)

心理学や教育分野などで使用される、個人の性格、興味、態度などを評価するための質問リストやチェックリストのことを指します。回答者が項目に対して自己評価を行い、その結果から特定の特性や傾向を分析します。例えば、性格検査、適性検査などに使われます。
The personality inventory helped him understand himself better. (その性格検査票は、彼が自分自身をより良く理解する助けとなりました。)
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