memrootじしょ

英和翻訳

rat

[ræt] ラット

1. ドブネズミなどの大型のネズミ。

一般的に、より小さくて可愛らしいマウス(mouse)とは区別される、汚い場所や病気と結びつけられることの多い大きめのネズミを指します。比喩的に、みすぼらしい様子を表すこともあります。

A rat scurried across the street. (ネズミが通りを素早く横切った。)

A 特定されていない一つのものを指します。

rat ドブネズミなどの大型のネズミを指します。

scurried 小刻みに素早く動く様子を表す動詞です。ここでは過去形です。

across 何かを横断する様子を表す前置詞です。

the street 特定の「通り」を指します。

Rats can cause a lot of damage in buildings. (ネズミは建物に多くの損害を与えることがあります。)

Rats ドブネズミなどの大型のネズミの複数形です。

can 能力や可能性を示す助動詞です。「～できる」という意味です。

cause 「引き起こす」「原因となる」という意味の動詞です。

a lot of damage 「多くの損害」という意味です。a lot of は「たくさんの」、damage は「損害」「被害」という意味です。

in buildings 「建物の中で」という意味です。in は場所を示す前置詞、buildings は building（建物）の複数形です。

He looks like a wet rat after walking in the rain. (彼は雨の中を歩いた後、濡れたネズミのようにみすぼらしい格好をしている。)

He 男性一人を指す代名詞です。

looks 「～に見える」という意味の動詞です。三人称単数現在形です。

like ここでは「～のように」という意味の前置詞です。

a wet rat ここでは「濡れたネズミのように」という意味です。濡れたネズミはみすぼらしい、しょげた様子を表す比喩として使われます。

after 時間を示す前置詞です。「～の後に」という意味です。

walking 「歩くこと」という意味の動名詞です。

in the rain 「雨の中を」という意味です。in は状況を示す前置詞、the rain は「雨」です。

2. 仲間や組織を裏切って、秘密を当局などに漏らす人。密告者。

比喩的に、仲間や組織の秘密を他者に漏らす、つまり裏切る卑劣な人物を指します。非常に否定的な意味合いで使われます。

He was called a rat for informing on his friends. (彼は友達を密告したことで裏切り者と呼ばれた。)

He 男性一人を指す代名詞です。

was called 「～と呼ばれた」という受動態の動詞句です。was は be 動詞の過去形、called は call（呼ぶ）の過去分詞です。

a rat 密告者、裏切り者を指します。

for ここでは原因や理由を示す前置詞です。「～の理由で」という意味です。

informing on 「～について密告する」「～を告発する」という意味の動詞句です。informing は inform（知らせる）の現在分詞または動名詞、on は対象を示す前置詞です。

his friends 彼自身の友人たちを指します。his は所有代名詞、friends は friend（友人）の複数形です。

Nobody likes a rat in the gang. (仲間の中に密告者がいるのを誰も好まない。)

Nobody 「誰も～ない」という意味の代名詞です。

likes 「好む」という意味の動詞です。三人称単数現在形です。

a rat 密告者、裏切り者を指します。

in the gang 「そのギャングの中に」という意味です。in は場所を示す前置詞、the gang は特定の「ギャング」「仲間」を指します。

Is he a rat or just telling the truth? (彼は密告者なのか、それともただ真実を言っているだけなのか？)

Is be 動詞の現在形です。疑問文を作るために文頭に来ています。

he 男性一人を指す代名詞です。

a rat 密告者、裏切り者を指します。

or just 「それともただの」という意味です。or は選択肢を示す接続詞、just は「ただ」「単に」という意味の副詞です。

telling the truth 「真実を言っている」という意味の動詞句です。telling は tell（言う）の現在分詞、the truth は「真実」です。

3. （スラング）道徳的に卑劣で信用できない人物。ろくでなし。

軽蔑的なスラングとして、嘘つき、詐欺師、自分勝手な行動をとるなど、信頼できない道徳的に卑劣な人物を指して使われます。

Don't trust him, he's a real rat. (彼を信用するな、本当にとんでもない奴だ。)

Don't trust 「信用するな」という否定の命令形です。Don't は Do not の短縮形、trust は「信用する」という意味の動詞です。

him 男性一人を指す目的格の代名詞です。

he's he is の短縮形です。「彼は～だ」という意味です。

a real rat ここでは「本当に卑劣な奴」という意味です。a real は「本当の」「全くの」という意味で、名詞を強調します。rat は卑劣な人間、ろくでなしを指します。

He acted like a rat and ran away when things got difficult. (彼は卑劣な奴のように振る舞い、状況が難しくなると逃げ出した。)

He 男性一人を指す代名詞です。

acted 「行動した」「振る舞った」という意味の動詞です。過去形です。

like a rat 「卑劣な奴のように」という意味です。like は「～のように」という意味、a rat は卑劣な人物を指します。

and ran away 「そして逃げた」という意味の動詞句です。and は接続詞、ran away は run away（逃げる）の過去形です。

when things got difficult 「状況が難しくなったとき」という意味の時を表す副詞節です。when は時を表す接続詞、things は「状況」「物事」を指します、got difficult は get difficult（難しくなる）の過去形です。

I can't believe that he would be such a rat to his own brother. (彼が自分の兄弟に対してそんな卑劣な真似をするなんて信じられない。)

I 「私」という人を指す代名詞です。

can't believe 「信じられない」という意味の否定形です。can't は cannot の短縮形、believe は「信じる」という意味の動詞です。

that 先行する節と続く節をつなぐ接続詞です。ここでは「～ということ」という意味です。

he would be such a rat ここでは「彼がそんな卑劣な奴になるとは」という意味です。would は仮定や予想を表します、be は「～である」という意味の動詞、such a rat は「そんな卑劣な奴」を指します。

to his own brother 「彼自身の兄弟に対して」という意味です。to は対象を示す前置詞、his own brother は「彼自身の兄弟」を指します。

4. （動詞として）密告する、裏切る。

動詞として使われる場合、主に 'rat on someone' または 'rat someone out' の形で、「～を密告する」「～について報告する」という意味になります。これも否定的なニュアンスが強いです。

He ratted on his accomplices to the police. (彼は共犯者たちを警察に密告した。)

He 男性一人を指す代名詞です。

ratted on 「～を密告した」「～を告発した」という意味の句動詞です。ratted は rat（密告する）の過去形、on は対象を示す前置詞です。

his accomplices 彼の共犯者たちを指します。his は所有代名詞、accomplices は accomplice（共犯者）の複数形です。

to the police 「警察に」という意味です。to は方向を示す前置詞、the police は「警察」です。

Don't you dare to rat me out to the boss! (大胆にも私をボスに密告したりするなよ！)

Don't Do not の短縮形です。否定の命令文を作ります。

you dare 「あえて～するな」「大胆にも～するな」という意味の決まり文句です。dare は「あえて～する」という意味の動詞です。

to rat me out 「私を密告する」という意味の句動詞です。to rat out は「～を密告する」という意味、me は「私」という目的格の代名詞です。

to the boss 「ボスに」という意味です。to は方向を示す前置詞、the boss は特定の「ボス」「上司」を指します。

She might rat us out if she gets caught. (彼女は捕まったら、私たちを密告するかもしれない。)

She 女性一人を指す代名詞です。

might 可能性や推量を表す助動詞です。「～かもしれない」という意味です。

rat us out 「私たちを密告する」という意味の句動詞です。rat out は「～を密告する」という意味、us は「私たち」という目的格の代名詞です。

if she gets caught 「もし彼女が捕まったら」という意味の条件を表す副詞節です。if は条件を示す接続詞、she は「彼女」という代名詞、gets caught は get caught（捕まる）の三人称単数現在形です。