Neumann boundary conditions

[ˈnɔɪmən ˈbaʊndəri kənˈdɪʃənz] ノイマン バウンダリー コンディションズ

1. 微分方程式の境界条件の一種で、解の導関数(変化率)が境界で特定の値をとるように指定する条件。

偏微分方程式の解を求める際に、解析する領域の境界で、解の値そのものではなく、その法線方向の導関数(変化率や勾配)が特定の値を採るように指定する条件です。これは物理的なシステムにおいて、境界を通過する流束や熱の流れ、または電場や磁場の法線成分などが既知である場合に、その情報を境界条件として用いる際に適用されます。
Applying Neumann boundary conditions is crucial when modeling heat flow across an insulated surface. (断熱された表面を横切る熱流をモデル化する際、ノイマン境界条件の適用は非常に重要である。)