peer-to-peer

/ˌpɪər tə ˈpɪər/ ピアツーピア

1. コンピュータネットワークにおいて、中央サーバーを介さず、個々の端末(ピア)が直接通信し、データやサービスを共有する分散型の方式。

主に情報技術の分野で用いられ、クライアントサーバーモデルとは異なり、ネットワーク上の各参加者(ピア)がサーバーとしての機能とクライアントとしての機能の両方を持ち、互いに直接データやリソースをやり取りする分散型システムの設計思想を指します。
Peer-to-peer networks allow users to share files directly without a central server. (ピアツーピアネットワークは、中央サーバーなしでユーザーが直接ファイルを共有することを可能にします。)

2. 人間関係や組織において、対等な立場の個人または集団が直接協力し、情報や経験を共有し合う関係性。

コンピュータネットワークの概念から派生し、中央の権威や階層構造を介さずに、個人やグループが互いに対等な立場で直接コミュニケーションを取り、知識、スキル、リソースなどを共有し、協力し合うモデルや関係性を表します。
The startup fostered a peer-to-peer learning environment where employees could teach each other. (そのスタートアップは、従業員がお互いに教え合うことができるピアツーピアの学習環境を育みました。)