pact

[pækt] パクト

1. 主に国家間や個人・集団間で結ばれる、正式な合意や約束。

主に国同士が結ぶ「条約」や「協定」のような、公式で拘束力のある合意を指すことが多いですが、個人やグループ間での固い「約束」や「盟約」という意味でも使われます。単なる口約束ではなく、ある程度の形式や重要性を持った合意というニュアンスです。

They signed a pact of non-aggression with a neighboring country. (彼らは隣国と不可侵条約を結んだ。)

• They: 彼ら、彼女ら、それらを指す複数代名詞です。
• signed: 「署名した」「契約した」という行為の過去形です。signの過去形。
• a: 単数であることを示す不定冠詞です。「一つの」といったニュアンス。
• pact: ここでは「協定」「盟約」といった、正式な約束や合意を指します。
• of: ここでは「～に関する」「～の内容の」といった関係を示します。
• non-aggression: 「不可侵」「非攻撃」という意味です。
• with: ここでは「～と」「～と共に」という相手や仲間を示す前置詞です。
• a: 単数であることを示す不定冠詞です。「一つの」といったニュアンス。
• neighboring: 「隣接している」「隣の」という意味の形容詞です。
• country: 「国」を指す名詞です。

The two friends made a secret pact not to tell anyone. (二人の友人は、誰にも言わないと秘密の約束をした。)

• The: 特定のものを指す定冠詞です。「その」といったニュアンス。
• two: 数字の「二」です。
• friends: 「友達」を指すfriendの複数形です。
• made: 「作った」「取り決めた」という行為の過去形です。makeの過去形です。
• a: 単数であることを示す不定冠詞です。「一つの」といったニュアンス。
• secret: 「秘密の」という意味の形容詞です。
• pact: ここでは「秘密の約束」「盟約」といった、互いの間の合意を指します。
• not: 否定を表す副詞です。「～しない」といった意味を付け加えます。
• to: ここでは不定詞（to + 動詞の原形）の形をとり、「～すること」という名詞的な意味や、「～するために」といった目的を表すことがあります。ここでは名詞的な用法に近い働きをしています。
• tell: 「話す」「教える」という意味の動詞です。
• anyone: 「誰か」「誰にも」といった不定代名詞です。否定文で使われると「誰にも～ない」という意味になります。

They reached a pact on how to share the expenses. (彼らは費用の分担方法について合意に達した。)

• They: 彼ら、彼女ら、それらを指す複数代名詞です。
• reached: 「達した」「合意した」という行為の過去形です。reachの過去形。
• a: 単数であることを示す不定冠詞です。「一つの」といったニュアンス。
• pact: ここでは「合意」「協定」といった、正式な約束や合意を指します。
• on: ここでは「～について」といった話題を示す前置詞です。
• how: 「どのように」「方法」を尋ねたり示したりする疑問詞／接続詞です。
• to: ここでは不定詞（to + 動詞の原形）の形をとり、「～すること」という名詞的な意味や、「～するために」といった目的を表すことがあります。ここでは「～すべきか」という意味合いのhow to不定詞を形成しています。
• share: 「共有する」「分け合う」という意味の動詞です。
• the: 特定のものを指す定冠詞です。「その」といったニュアンス。
• expenses: 「費用」「経費」を指すexpenseの複数形です。

2. 特に悪魔や超常的な存在と人間が交わす契約。

神話や伝説、フィクションにおいて、人間が悪魔や精霊などの超常的な存在と、魂や引き換えに何かを得るために交わす、魔法的な契約を指す場合に使われます。これは文学や物語でよく見られるテーマです。

According to legend, he made a pact with the devil for wealth and fame. (伝説によれば、彼は富と名声を得るために悪魔と契約を結んだ。)

• According: 「～によれば」「～に従って」という意味で、情報源や規準を示す語です。toとセットで使われます。
• to: 「～によれば」「～に従って」という意味で、Accordingとセットで使われます。
• legend: 「伝説」「言い伝え」を指す名詞です。
• he: 「彼」を指す三人称単数男性代名詞です。
• made: 「作った」「交わした」という行為の過去形です。makeの過去形です。
• a: 単数であることを示す不定冠詞です。「一つの」といったニュアンス。
• pact: ここでは特に「悪魔との契約」といった、超常的な存在との約束を指します。
• with: ここでは「～と」「～と共に」という相手や仲間を示す前置詞です。
• the: 特定のものを指す定冠詞です。「その」といったニュアンス。
• devil: 「悪魔」を指す名詞です。
• for: ここでは「～のために」といった目的や理由を示す前置詞です。
• wealth: 「富」「財産」を指す名詞です。
• and: 「～と」「そして」といった語句や文をつなぐ接続詞です。
• fame: 「名声」「評判」を指す名詞です。

In the story, the wizard entered into a pact with an ancient spirit. (物語の中で、その魔法使いは古代の精霊と契約を結んだ。)

• In: ここでは「～の中に」「～において」といった状態や状況を示す前置詞です。
• the: 特定のものを指す定冠詞です。「その」といったニュアンス。
• story: 「物語」「話」を指す名詞です。
• the: 特定のものを指す定冠詞です。「その」といったニュアンス。
• wizard: 「魔法使い」を指す名詞です。
• entered: 「入った」「参加した」という行為の過去形です。enterの過去形。ここでは「～に入った」というニュアンスで、ここでは協定や契約「into」に入った、つまり結んだ、という意味合いで使われています。
• into: ここではenterと共に使われ、「～の中へ」という動きや状態変化を示します。enter into a pactで「契約を結ぶ」という慣用的な表現になります。
• a: 単数であることを示す不定冠詞です。「一つの」といったニュアンス。
• pact: ここでは特に「超常的な契約」といった、異世界の存在との約束を指します。
• with: ここでは「～と」「～と共に」という相手や仲間を示す前置詞です。
• an: 母音で始まる単語の前で使われる不定冠詞です。「一つの」といったニュアンス。
• ancient: 「古代の」「古い」という意味の形容詞です。
• spirit: 「霊」「精霊」を指す名詞です。

Faust's pact with Mephistopheles is a famous literary theme. (ファウストとメフィストフェレスの契約は有名な文学のテーマである。)

• Faust: ここでは固有名詞で、伝説上の人物「ファウスト」を指します。
• 's: 名詞の後について、「～の」という所有や所属を示す所有格の符号です。
• pact: ここでは特に「悪魔との契約」といった、超常的な存在との約束を指します。
• with: ここでは「～と」「～と共に」という相手や仲間を示す前置詞です。
• Mephistopheles: ここでは固有名詞で、伝説上の悪魔「メフィストフェレス」を指します。
• is: be動詞の現在形三人称単数です。「～である」「～です」といった意味で、主語の状態や性質、存在を示します。ここでは「～である」という意味で、物語や作品の内容について述べています。
• a: 単数であることを示す不定冠詞です。「一つの」といったニュアンス。
• famous: 「有名な」という意味の形容詞です。
• literary: 「文学の」「文学的な」という意味の形容詞です。
• theme: 「主題」「テーマ」を指す名詞です。

関連

• agreement
• treaty
• covenant
• contract
• accord