ordinary

/ˈɔːrdɪnɛri/ オーディナリー

1. 一般的で、普通で、特別ではないさま。

物事や人がごく一般的で、特に目立つ特徴や特別さがなく、日々の生活の中でよく見かける状態や性質を表すときに使われます。褒め言葉でもけなし言葉でもなく、中立的なニュアンスです。
This is just an ordinary day. (これはただの普通の一日です。)

2. (人や物事が)特に優れておらず、平均的な質や能力であるさま。時に平凡で退屈なニュアンスを含むことがあります。

特に人や能力、品質などに対して使われる場合、平均的で目立たない、あるいは期待されるほどではない、というニュアンスを含むことがあります。文脈によっては少しネガティブな意味合いになることもあります。
He's just an ordinary student. (彼はただの平凡な学生です。)

3. (数学で)偏微分を含まない微分方程式に関連して使われる語。

数学の分野で使われる専門用語で、常微分方程式(Ordinary Differential Equation)のように、一つの独立変数に関する導関数を含む微分方程式を指す際に用いられます。
This is an ordinary differential equation. (これは常微分方程式です。)

4. (古語) 教会の正規の役人、特に教区監督。

歴史的な文脈や特定の宗教(特にカトリック教会など)の文脈で使われる古い用法です。特定の教区の正規の管理権を持つ聖職者、特に司教や大司教を指しました。
The ordinary was present at the meeting. ((古語で) 正規の役人(教区監督など)が会議に出席していた。)