1.
かなり、なかなか
形容詞や副詞の前に置いて、その度合いが期待よりも大きい、または顕著であることを示します。完全に、というほどではないが、それなりに、というニュアンスです。'quite a/an' の形で名詞を修飾することもあります。
It's
quite
cold
today.
(今日はかなり寒いです。)
It's
It is の短縮形。「~は…である」という状態や状況を表すのに使われます。
quite
かなり。続く形容詞の程度を表します。
cold
寒い。今日の気温の状態を表す形容詞です。
today
今日。時間を示します。
She's
quite
intelligent.
(彼女はなかなか頭が良いです。)
She's
She is の短縮形。「彼女は~である」という状態を表すのに使われます。
quite
なかなか、かなり。続く形容詞の程度を表します。
intelligent
知的な、頭の良い。彼女の性質を表す形容詞です。
That's
quite
a
large
dog.
(あれは随分大きな犬ですね。)
That's
That is の短縮形。「それは~である」という状態を表すのに使われます。
quite
なかなか、かなり。続く形容詞の程度を表します。
a large
かなり大きな、という意味で名詞を修飾します。
dog
犬。名詞です。
2.
全く、完全に
形容詞や副詞、または特定の表現(例: quite right, quite wrong, quite sure, quite different)と共に用いて、その状態が完全にそうであることを強調します。
Are
you
quite
sure?
(本当に確かなのですか? / 全く確信していますか?)
Are you
あなたは~ですか、という疑問文の形です。
quite
全く、完全に。続く形容詞 sure を強調します。
sure
確信している、確かな。あなたの状態を表す形容詞です。
It's
quite
impossible.
(それは全く不可能です。)
It's
It is の短縮形。「それは~である」という状態を表すのに使われます。
quite
全く、完全に。続く形容詞 impossible を強調します。
impossible
不可能な。その状況の状態を表す形容詞です。
You're
quite
right.
(あなたは全く正しいです。)
You're
You are の短縮形。「あなたは~である」という状態を表すのに使われます。
quite
全く、完全に。続く形容詞 right を強調します。
right
正しい。あなたの状態を表す形容詞です。
3.
全くその通り、はい、そうです
相手の言ったことに対して、「ええ、全くその通りですね」というように、肯定や同意の返事として使われます。主にイギリス英語で聞かれます。
"It's
a
difficult
situation,
isn't
it?"
"Quite."
(「難しい状況ですね?」「全くです。」)
"It's a difficult situation, isn't it?"
「それは難しい状況ですね、そうではありませんか?」相手に同意を求める問いかけです。
"Quite."
全くその通りです、という同意を表す返事です。
"Lovely
weather,
isn't
it?"
"Quite."
(「良い天気ですね?」「全くです。」)
"Lovely weather, isn't it?"
「素晴らしい天気ですね?」相手に同意を求める問いかけです。
"Quite."
全くその通りです、という同意を表す返事です。
"He's
a
bit
rude,
don't
you
think?"
"Quite."
(「彼は少し失礼ですよね?」「全くですね。」)
"He's a bit rude, don't you think?"
「彼は少し失礼ですよね、そう思いませんか?」相手に同意を求める問いかけです。
"Quite."
全くその通りです、という同意を表す返事です。