Divide and conquer

/dɪˈvaɪd ænd ˈkɑːŋkər/ ディバイド・アンド・コンカー

1. 敵対する勢力や複雑な問題を細分化し、個別に弱体化させて支配を確立する戦略。

大きな集団や問題を小さな部分に分け、それぞれの部分を別々に制御したり、互いに対立させたりすることで、全体を支配しやすくする手法を指します。これは、政治、軍事、ビジネスなど幅広い分野で用いられる古典的な戦略です。
Historically, empires used 'divide and conquer' to maintain control over diverse populations. (歴史的に、帝国は多様な人口を支配するために「分割統治」戦略を用いました。)

2. 複雑な問題やタスクを、より小さな独立した部分に分解し、それぞれを個別に解決していくことで全体を解決する手法。

特にコンピュータ科学や数学の分野でよく使われるアプローチで、大きな問題を直接解決するのではなく、それを複数の小さなサブ問題に分割し、それぞれを解決してから統合することで、全体の解決を目指す考え方です。これにより、問題が扱いやすくなり、効率的な解決が可能になります。
Many efficient algorithms, like mergesort, employ a 'divide and conquer' approach. (マージソートのような多くの効率的なアルゴリズムは、「分割統治」のアプローチを採用しています。)