tannin

/ˈtænɪn/ タンニン

1. 植物に含まれるポリフェノールの一種で、渋みや苦味の元となる物質。特にワイン、紅茶、柿などに多く含まれる。

タンニンは、植物の樹皮、葉、果実などに広く含まれるポリフェノールの一種です。特に渋みや苦味の原因となる成分で、ワインや紅茶、柿などに多く含まれます。
The tannins in red wine contribute to its complex flavor and aging potential. (赤ワインに含まれるタンニンは、その複雑な風味と熟成の可能性に貢献しています。)

2. 植物が持つ渋みや収斂性(引き締める作用)などの特性を利用し、皮革のなめし、飲料の風味付け、染料、薬用など、幅広い用途で活用される物質。

タンニンは、その収斂作用(ものを引き締める作用)や、タンパク質と結合する性質から、動物の皮をなめして革にする加工や、インク、染料の製造に古くから用いられてきました。また、ワインや紅茶などの飲料では、その特有の渋みやコク、色の形成に重要な役割を果たします。
Historically, tannins from oak bark were crucial for the tanning process of leather. (歴史的に、オークの樹皮から得られるタンニンは、皮革のなめし工程において不可欠でした。)
関連
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