binding precedent

/ˈbaɪndɪŋ ˈprɛsɪdənt/ バインディングプレシデント

1. 下級裁判所が従わなければならない判例。特にコモンロー(英米法)の体系において、特定の事件における上位裁判所の判決が、将来の類似の事件に対する下級裁判所の判決を拘束する法的原則。

法的な文脈において、下級裁判所が必ず従わなければならない過去の裁判所の判断や原則を指します。これは、共通法(コモンロー)制度において法の安定性と予測可能性を確保するために非常に重要です。裁判所が過去の類似の判例に拘束されることにより、法の一貫性が保たれ、同様の事案に対して同様の結論が導かれることが期待されます。
The Supreme Court's decision established a binding precedent for all lower courts. (最高裁判所の判決は、すべての下級裁判所に対して拘束力のある判例を確立しました。)
関連
judicial precedent
ratio decidendi