case law

/keɪs lɔː/ ケイス・ロー

1. 裁判所の判決によって確立された法的原則や規則の総体。

個別の裁判事例における判決が積み重なることで形成される、拘束力を持つ法の体系を指します。成文法(制定法)とは異なり、具体的な事件の解決を通じて生み出されるのが特徴です。
Case law plays a crucial role in common law systems. (判例法はコモン・ロー制度において極めて重要な役割を果たします。)

2. ある特定の法的問題や分野に関する、公表された裁判所の判決の集まり。

判例法は、一般的な法体系だけでなく、特定の法律分野(例:契約法判例、憲法判例など)における過去の裁判所の判断を集めたものを指すこともあります。これは、その分野における法がどのように適用されてきたかを示す資料となります。
We need to research the latest case law on environmental protection. (環境保護に関する最新の判例法を調査する必要があります。)