ratio decidendi

[ˌreɪʃi.oʊ dɛsɪˈdɛndiː] レイシオ・デシデンディ

1. 判決の理由、判決の論拠

裁判官が判決を下す際に適用した法的ルールや原則を指します。これは、将来の同様の事件において拘束力を持つ先例となる部分です。

The ratio decidendi of the case established a new precedent. (その事件の判決理由は新しい先例を確立した。)

• The ratio decidendi: 判決の理由、判決の論拠。裁判の判決を下す法的原則を指します。
• of the case: その事件の、その訴訟の。
• established: 確立した、定めた。過去形の動詞です。
• a new precedent: 新しい先例。将来の同様の事件を拘束する判断を指します。

Identifying the ratio decidendi is crucial for legal analysis. (判決理由を特定することは、法的な分析において不可欠である。)

• Identifying: 特定すること、見極めること。動名詞です。
• the ratio decidendi: 判決の理由、判決の論拠。
• is crucial: 極めて重要である、不可欠である。
• for legal analysis: 法的な分析のために。

Law students learn to distinguish between obiter dictum and ratio decidendi. (法学生は、傍論と判決理由を区別することを学ぶ。)

• Law students: 法学生。法律を学ぶ学生を指します。
• learn to distinguish: 区別することを学ぶ。
• between obiter dictum: 傍論との間で。「obiter dictum」は判決の主要な論拠ではない、付随的な意見を指します。
• and ratio decidendi: そして判決理由。判決の主要な法的根拠を指します。

関連

• obiter dictum
• precedent
• stare decisis
• holding
• judgment