aquatint

/ˈækwətɪnt/ アクアティント

1. 銅板や鋼板を硝酸などの酸で腐食させ、水彩画のような効果を出すエッチング技法。

アクアチントは、版画の一種で、銅板や鋼板に樹脂の粉末をまいて熱で定着させ、酸で腐食させることで、水彩画のような微妙な濃淡や階調を表現する技術です。これにより、線の描写だけでなく、広い面積に均一な色調やグラデーションを与えることができます。
Goya was a master of aquatint, using it to create haunting and evocative prints. (ゴヤはアクアチントの巨匠であり、それを使って心に残る示唆に富んだ版画を制作しました。)

2. この技法で作られた版画作品。

アクアチントは技法そのものだけでなく、その技法を用いて作られた版画作品自体を指すこともあります。これにより、作品の持つ独特の質感を強調します。
The gallery exhibited several rare aquatints from the 18th century. (そのギャラリーは18世紀の珍しいアクアチント作品をいくつか展示していました。)