Speaking of which

/ˌspiːkɪŋ əv ˈwɪtʃ/ スピーキング オブ ウィッチ

1. 前の会話の内容に関連して、別の話題や情報を持ち出すときに使う表現。「そういえば」「ところで」といったニュアンス。

前の会話で触れられた内容に関連付けて、新しい情報や別の話題を導入する際に使用されます。突然話題を変えるのではなく、前の話から自然に連想されることを持ち出す場合に適しています。

Speaking of which, did you hear about his new job? (そういえば、彼の新しい仕事について聞きましたか？)

• Speaking of which: 前の話題に関連して、別の話題を出すときに使われる句です。
• did you hear about: 「～について聞きましたか？」という意味です。
• his: 「彼の」という意味の所有代名詞です。
• new job: 「新しい仕事」という意味です。

We were talking about the movie. Speaking of which, have you seen it yet? (私たちはその映画について話していました。そういえば、あなたはもうそれを見ましたか？)

• We were talking about the movie.: 「私たちはその映画について話していました」という意味です。
• Speaking of which: 前の話題に関連して、別の話題を出すときに使われる句です。
• have you seen it yet: 「あなたはもうそれを見ましたか？」という意味です。

The weather is terrible today. Speaking of which, I need to buy a new umbrella. (今日の天気はひどいです。そういえば、新しい傘を買わないと。)

• The weather is terrible today.: 「今日の天気はひどいです」という意味です。
• Speaking of which: 前の話題に関連して、別の話題を出すときに使われる句です。
• I need to buy a new umbrella: 「私は新しい傘を買う必要があります」という意味です。

2. 厳密な文法構造の中で、「～について言えば」「～のことになると」といった意味で使われることもある。ただし、日常会話で「そういえば」という意味で使うことが多い。

文中の名詞や話題を「それについて言えば」「それに言及すると」という形で受けて、関連情報を付け加える際に使用される、やや形式的な用法です。

A house, speaking of which, was a thing I could never afford. (家について言えば、私が決して手に入れられなかったものだった。)

• A house,: 「家」という意味です。
• speaking of which: 「それ（家）について言えば」という意味です。
• was a thing I could never afford: 「私が決して手に入れられなかったものだった」という意味です。

The report is due tomorrow, speaking of which, have you finished it yet? (そのレポートは明日が締め切りです。それについて言えば、あなたはもうそれを終えましたか？)

• The report is due tomorrow,: 「そのレポートは明日が締め切りです」という意味です。
• speaking of which: 「それ（レポート）について言えば」という意味です。
• have you finished it yet: 「あなたはもうそれを終えましたか？」という意味です。

She is a famous writer, speaking of which, I read her latest book. (彼女は有名な作家です。彼女について言えば、私は彼女の最新の本を読みました。)

• She is a famous writer,: 「彼女は有名な作家です」という意味です。
• speaking of which: 「彼女（有名な作家）について言えば」という意味です。
• I read her latest book: 「私は彼女の最新の本を読みました」という意味です。

関連

• by the way
• incidentally
• talking of which
• on the subject of which