yet

[jet] イェット

1. まだ～ない

ある行動や状態が、話している時点や期待されている時点までに、まだ起こっていないことを示します。主に否定文や疑問文で使われます。

I haven't finished my homework yet. (私はまだ宿題を終えていません。)

• I: 「私」を指します。
• haven't finished: 「終えていない」という否定の過去分詞形です。
• my homework: 「私の宿題」を指します。
• yet: 「まだ」「今までのところ」という意味で、否定文や疑問文で使われ、ある時点まで行動や状態が起きていないことを示します。

Are you ready yet? (もう準備はできましたか？)

• Are: 動詞「be」の複数形または二人称単数現在形です。ここでは疑問文の先頭に置かれています。
• you: 「あなた」を指します。
• ready: 「準備ができた」という状態を表す形容詞です。
• yet: 「もう」「すでに」という意味で、疑問文で使われ、ある時点までに行動や状態が完了したかどうかを尋ねる際に使われます。

He hasn't arrived yet. (彼はまだ到着していません。)

• He: 「彼」という男性を指します。
• hasn't arrived: 「到着していない」という現在完了形の否定形です。
• yet: 「まだ」「今までのところ」という意味で、否定文や疑問文で使われ、ある時点まで行動や状態が起きていないことを示します。

2. さらに、いっそう、なお

すでに述べたことの上に、さらに程度や量が増すことを強調する際に使われます。しばしば比較級や「another」と共に使われます。

He is yet stronger than his brother. (彼は彼の兄弟よりもさらに強い。)

• He is: 「彼は～です」という状態を表します。
• yet stronger: 「さらに強い」「いっそう強い」という意味です。比較級（stronger）を強調します。
• than his brother: 「彼の兄弟よりも」という比較の対象を示します。

yet another reason (さらにもう一つの理由)

• yet another: 「さらにもう一つの」という意味です。すでに多数あるものに加えて、さらにもう一つあることを強調します。
• reason: 「理由」という意味です。

We have yet much to learn. (我々にはまだまだ学ぶべきことがたくさんある。)

• We have: 「私たちは持っています」という状態を表します。
• yet much to learn: 「さらに多く学ぶべきこと」という意味です。「much to learn」を「yet」が強調しています。「yet much to learn」全体で「まだまだ学ぶべきことが多い」というニュアンスになります。

3. しかし、けれども

前に述べたことと対照的、あるいは対立する内容を後に続く文や句で示す際に使われる接続詞です。フォーマルな響きがあります。

Strange yet true. (奇妙だけれど本当だ。)

• Strange: 「奇妙な」「不思議な」という状態を表す形容詞です。
• yet: 接続詞として使われ、「しかし」「けれども」という意味で、前の内容と対照的・対立的な内容を後に導きます。フォーマルな響きがあります。
• true: 「真実の」「本当の」という状態を表す形容詞です。

He is small, yet strong. (彼は小さいが、強い。)

• He is small: 「彼は小さい」という状態を表します。
• yet: 接続詞として使われ、「しかし」「けれども」という意味で、前の内容と対照的・対立的な内容を後に導きます。フォーマルな響きがあります。
• strong: 「強い」という状態を表す形容詞です。

He is poor, yet content. (彼は貧しいが、満足している。)

• He is poor: 「彼は貧しい」という状態を表します。
• yet: 接続詞として使われ、「しかし」「けれども」という意味で、前の内容と対照的・対立的な内容を後に導きます。フォーマルな響きがあります。
• content: 「満足している」という状態を表す形容詞です。

関連

• still
• already
• but
• however
• even
• furthermore