SIGHUP

/sɪɡhʌp/ シグハップ

1. Unix系システムで、プロセスに端末の切断を通知するシグナル。

Unix系オペレーティングシステムにおいて、プロセスがその制御端末との接続を失った際にカーネルから送信されるシグナルです。これは、ユーザーがログアウトしたり、端末エミュレーターを閉じたりした場合に発生します。
When you close the terminal, a SIGHUP signal is sent to child processes. (端末を閉じると、子プロセスにSIGHUPシグナルが送信されます。)

2. デーモンプロセスに設定ファイルの再読み込みや再起動を指示するシグナル。

SIGHUPシグナルは、多くのデーモンプロセス(バックグラウンドで動作するサービス)において、設定ファイルの再読み込みやプロセスの穏やかな再起動をトリガーするために慣例的に使用されます。これにより、サービスを完全に停止することなく変更を適用できます。
Many server applications respond to SIGHUP by reloading their configuration without stopping. (多くのサーバーアプリケーションは、停止せずに設定を再読み込みすることでSIGHUPに応答します。)