recapitulate

/ˌriːkəˈpɪtʃuleɪt/ リーカピチュレイトゥ

1. 主要な点などを手短に繰り返して述べること。

以前に話した内容や議論された内容の主要なポイントを、より手短な形で改めて述べたり、繰り返したりするイメージです。特に、複雑な内容や長い議論の最後に、理解を深めたり確認したりするために使われます。

The presenter will briefly recapitulate the main points before concluding. (発表者は結論を出す前に、主要な点を手短に要約します。)

• The presenter: 発表者、提示する人を指します。
• will: 未来の出来事や意図を表す助動詞です。「～するだろう」という意味です。
• briefly: 時間をかけずに、手短に、という意味の副詞です。
• recapitulate: 以前述べたことの主要な点を繰り返して述べる、要約するという動詞です。
• the main points: 主題、主要な点、重要な要素を指します。
• before: ある時点や出来事よりも前、という意味の前置詞または接続詞です。
• concluding: 結論を出すこと、終わらせることを指します。

I need to recapitulate what was discussed in the meeting so everyone is on the same page. (全員が同じ認識を持てるように、会議で議論された内容を要約する必要があります。)

• I: 「私」という話している本人を指します。
• need to: ～する必要がある、という意味を表します。
• recapitulate: 以前述べたことの主要な点を繰り返して述べる、要約するという動詞です。
• what was discussed: 議論された内容を指します。
• in the meeting: その会議で、という意味です。
• so: その結果、だから、という意味の接続詞です。
• everyone: 全ての人、皆を指します。
• is on the same page: 共通の理解を持っている、同じ状況を把握している、という意味のイディオムです。

Let me recapitulate the events of the day so far. (今日の出来事を今までのところ要約させてください。)

• Let me: ～させてください、という許可や提案を表すフレーズです。
• recapitulate: 以前述べたことの主要な点を繰り返して述べる、要約するという動詞です。
• the events: 出来事、事件を指します。
• of the day: その日のできごと、という意味です。
• so far: 今までのところ、現状では、という意味です。

2. （生物学などで）発達段階が祖先の歴史を繰り返すこと。

主に生物学の文脈で使われる意味で、個体発生の過程が、その生物種の進化の歴史（系統発生）をたどるように見える、という概念を表します。ヘッケルの反復説が有名ですが、現代生物学では修正された理解がされています。

The theory suggests that ontogeny may in some ways recapitulate phylogeny. (その説は、個体発生がある意味で系統発生を繰り返す可能性があると示唆している。)

• The theory: その説、学説を指します。
• suggests: ～を示唆する、～を提案するという動詞です。
• that: 後続の節が何であるかを示す接続詞です。
• ontogeny: 個体発生、すなわち生物が受精卵から成体になるまでの発達過程を指します。
• may: 可能性や推量を表す助動詞です。「～かもしれない」という意味です。
• in some ways: ある意味で、ある点において、という意味のフレーズです。
• recapitulate: ここでは、繰り返す、反復するという動詞です。特に、系統発生を繰り返すという意味で使われます。
• phylogeny: 系統発生、すなわち生物の進化の歴史や系統を指します。

Historically, it was believed that an organism's development would recapitulate its evolutionary history. (歴史的には、生物の発生はその進化の歴史を繰り返すと信じられていた。)

• Historically: 歴史的に、という意味の副詞です。
• it was believed: ～と信じられていた、という意味の受動態のフレーズです。
• that: 後続の節が何であるかを示す接続詞です。
• an organism's development: ある生物の発生（発達）を指します。
• would recapitulate: ～を繰り返すだろう、という意味の未来を表す助動詞と動詞です。
• its evolutionary history: その生物の進化の歴史を指します。

While not strictly true in all cases, there are instances where ontogeny appears to recapitulate phylogeny. (全ての事例で厳密に真実ではないが、個体発生が系統発生を繰り返すように見える事例もある。)

• While: ～である一方で、という意味の接続詞です。
• not strictly true: 厳密には真実ではない、という意味のフレーズです。
• in all cases: 全ての事例において、という意味です。
• there are instances: 事例がある、という意味です。
• where ontogeny appears to: 個体発生が～するように見える事例、という意味です。
• recapitulate: 繰り返す、反復するという動詞です。
• phylogeny: 系統発生を指します。

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