oxytocin

[ˌɒksɪˈtoʊsɪn] オキシトシン

1. 視床下部で生成され、下垂体後葉から分泌されるペプチドホルモンで、子宮の収縮、乳汁の放出など、主に身体的な生理機能に関与します。

オキシトシンは、脳の視床下部で産生され、下垂体後葉から放出されるホルモンです。主な役割は、出産時の子宮の収縮を促し、分娩を助けること、そして授乳時に乳汁を放出させることです。これらの身体的なプロセスにおいて不可欠なホルモンとして知られています。
During childbirth, oxytocin stimulates uterine contractions. (出産中、オキシトシンは子宮の収縮を刺激します。)

2. 信頼、愛着、共感、社会的結合といった感情や行動に影響を与え、「愛情ホルモン」とも呼ばれる神経伝達物質としての側面を持つホルモンです。

オキシトシンは、生理的な役割だけでなく、脳内で神経伝達物質としても働き、人間の社会的行動や感情に深く関与していると考えられています。特に、信頼の形成、愛着の感情、共感、そして親子やパートナー間などの社会的結合の強化に重要な役割を果たすため、「愛情ホルモン」や「抱擁ホルモン」とも呼ばれることがあります。ストレス軽減効果も示唆されています。
Oxytocin is often called the 'love hormone' due to its role in social bonding. (オキシトシンは、社会的絆におけるその役割から、「愛情ホルモン」とよく呼ばれます。)
関連
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