encapsulation

/ɪnˌkæpsjuˈleɪʃn/ インカプシュレーション

1. オブジェクト指向プログラミングにおいて、データとそれを操作するメソッドをひとつの単位にまとめ、外部からの直接アクセスを制限すること。

カプセル化は、プログラム内のデータ(属性)と、そのデータを操作するコード(メソッド)をひとつの「カプセル」にまとめる概念です。これにより、データの不正な操作を防ぎ、プログラムの保守性や再利用性を高めます。内部の複雑さを隠蔽し、外部には必要なインターフェースのみを提供します。
Encapsulation is a core principle of object-oriented programming. (カプセル化はオブジェクト指向プログラミングの主要な原則です。)

2. 何かをカプセルで包むこと。または、何かがカプセルに包まれた状態。特に生物学や医学では、異物や病変を周囲の組織が包み込んで隔離する現象。

一般的な意味でのカプセル化は、文字通り何かを膜や鞘で覆い隠したり、閉じ込めたりする行為や状態を指します。医学や生物学では、体内に侵入した異物や異常な細胞の増殖を、周囲の組織が膜を形成して包み込み、それ以上広がらないように隔離する防御反応として使われます。
The drug is delivered in a special encapsulation. (その薬剤は特殊なカプセル化された状態で届けられます。)
関連
information hiding
data hiding
wrapping
sealing