cut fastball

/ˈkʌt ˈfæstˌbɔːl/ カットファストボール

1. 野球における投球の一種で、通常の速球よりもわずかに変化し、打者のバットの芯を外しやすくする球種。

カットボールは、ストレートに近い球速を保ちながら、打者の手元でわずかにシュート回転またはスライド回転して変化する球種です。特に右打者の内角、左打者の外角へ食い込むように変化するため、バットの芯を外し、ゴロや凡打を誘うのに効果的です。
The pitcher threw a wicked cut fastball, jamming the batter. (投手はえげつないカットボールを投げ、打者を詰まらせた。)

2. 打者のバットの芯を外させ、バットを折ったり、詰まった打球を打たせたりすることを目的とした、速球系の変化球。

カットボールは、球速を保ちつつわずかな変化を加えることで、打者がストレートだと思ってスイングした際にバットの芯を外し、意図しない詰まった打球や凡打を誘発する戦略的な意味合いが強い球種です。特にゴロアウトを量産したい場面で有効です。
The purpose of a cut fastball is to make the batter hit off the handle. (カットボールの目的は、打者にバットの根元で打たせることだ。)