antistrophe

ænˈtɪstrəfi アンティストロフィー

1. 反復句法の一種で、連続する節の終わりに同じ単語や句を繰り返す修辞技法。

文や詩において、連続する句や節の終わりに同じ言葉やフレーズを繰り返すことで、リズムを生み出し、特定のアイデアを強調し、聞く人や読む人の心に深く印象付ける効果を持つ技法です。
When I was a child, I spoke as a child, I understood as a child, I thought as a child. (「私が子供だった時、子供のように話し、子供のように理解し、子供のように考えました。」)

2. 古代ギリシャの叙情詩や劇詩に見られる、ストロペーに続く、同型のスタンザ(連)の形式。

古代ギリシャの合唱隊が舞台上で行進しながら歌う際に用いられた詩の形式で、ストロペー(Strophe)と呼ばれる最初のスタンザと対をなし、同じ韻律構造を持つ次のスタンザを指します。ストロペーが右から左へ動きながら歌われるのに対し、アンティストロペーは左から右へ動きながら歌われました。
The chorus sang the antistrophe after the strophe, mirroring its structure. (「合唱隊はストロペーの後、その構造を反映するようにアンティストロペーを歌った。」)