Syncopation

[ˌsɪŋkəˈpeɪʃən] シンコペイション

1. 音楽で、拍の強弱を通常の位置からずらすこと。

音楽において、拍の強弱を通常とは異なる位置にずらすことで、リズムに変化や推進力を与える技法を指します。本来弱い拍にアクセントを置いたり、休符を置いて拍を省略したりすることで、独特のグルーヴや緊張感を生み出します。
The jazz musician used syncopation to create an exciting rhythm. (そのジャズミュージシャンは、刺激的なリズムを生み出すためにシンコペーションを使った。)

2. 音声学で、語の途中の母音や子音、あるいは音節が脱落すること。

音声学や言語学において、単語の途中の音(母音や子音、または音節全体)が省略されたり脱落したりする現象を指します。特にくだけた話し方や方言などで見られます。これにより単語が短くなることがあります。
The word 'family' often undergoes syncopation in casual speech, becoming 'famly'. (「family」という単語は、くだけた話し方でしばしばシンコペーションを起こし、「famly」のようになる。)