species evenness

/ˈspiːʃiːz ˈiːvənnəs/ スピーシーズ イーブンネス

1. ある生態系や群集において、存在する各生物種の個体数がどれだけ均等に分布しているかを示す尺度。

生物群集を構成する多様な種の中で、それぞれの種の個体数がどの程度偏りなく存在しているかを表します。均等性が高いほど、特定の種が突出して多いという状況が少なく、多くの種が似たような個体数で存在している状態を指します。
High species evenness indicates that all species in a community are represented by similar numbers of individuals. (高い種の均等性は、群集内のすべての種が同様の個体数で存在することを示します。)

2. 生物多様性の重要な側面の一つで、群集内の種の相対的な豊富さの分布の均等性。

種の豊富さ(種の数)と並び、生物多様性の質を測る上で不可欠な要素です。特定の種が極端に優占することなく、多くの種がバランスよく存在することで、群集全体の安定性やレジリエンス(回復力)が高まると考えられています。
Changes in species evenness can indicate environmental disturbances. (種の均等性の変化は、環境かく乱を示している可能性があります。)