post-structuralism

/ˌpoʊstˈstrʌktʃərəlɪzəm/ ポスト・ストラクチュラリズム

1. 構造主義を批判的に継承・発展させ、言語、意味、知識、権力などの固定性や安定性を問い直す20世紀後半の思想運動。

構造主義が前提とする固定された構造や普遍的な意味の存在に対して疑問を投げかけ、テキストや言説の多義性、読み手の役割、社会的・歴史的文脈における権力関係が意味形成に与える影響などを深く考察する思想です。ジャック・デリダ、ミシェル・フーコー、ジュリア・クリステヴァなどが主要な論者として挙げられます。

Post-structuralism challenged the idea of a single, fixed meaning in texts. (ポスト構造主義は、テキストにおける単一の固定された意味という考えに異議を唱えました。)

• Post-structuralism: ポスト構造主義という哲学的な思想運動を指します。
• challenged: ～に異議を唱えた、挑戦した、という意味の動詞です。
• the idea: その考え、概念、という意味の名詞句です。
• of a single, fixed meaning: 単一の、固定された意味、という意味です。
• in texts: テキスト（文章）において、という場所を示します。

Derrida's work is central to understanding post-structuralism and deconstruction. (デリダの著作は、ポスト構造主義と脱構築を理解する上で中心的です。)

• Derrida's work: ジャック・デリダの著作や研究を指します。
• is central: 中心的である、主要である、という意味です。
• to understanding: ～を理解することにとって、という意味です。
• post-structuralism: ポスト構造主義という哲学概念です。
• and deconstruction: そして脱構築、という関連する概念です。

Many contemporary literary critics draw heavily on post-structuralist theories. (多くの現代文学批評家は、ポスト構造主義理論に大きく依拠しています。)

• Many contemporary literary critics: 多くの現代の文学批評家を指します。
• draw heavily on: ～に大きく依拠する、～から多くを学ぶ、という意味の熟語です。
• post-structuralist theories: ポスト構造主義の理論を指します。

Foucault's analysis of power is a key contribution to post-structuralism. (フーコーの権力分析は、ポスト構造主義への重要な貢献です。)

• Foucault's analysis: ミシェル・フーコーの分析を指します。
• of power: 権力についての、という意味です。
• is a key contribution: 重要な貢献である、という意味です。
• to post-structuralism: ポスト構造主義に対して、という意味です。

The concept of the 'death of the author' is often associated with post-structuralism. (「作者の死」という概念は、しばしばポスト構造主義と関連付けられます。)

• The concept: その概念を指します。
• of the 'death of the author': 「作者の死」という特定の概念を指します。
• is often associated with: しばしば～と関連付けられる、という意味の受動態の表現です。
• post-structuralism: ポスト構造主義という思想です。

関連

• structuralism
• deconstruction
• postmodernism
• semiotics
• philosophy
• literary theory
• Jacques Derrida
• Michel Foucault
• Jacques Lacan