1.
直喩(ちょくゆ)または明喩(めいゆ)。「〜のように」「〜のごとく」といった言葉を使って、異なる二つのものを直接比較する表現技法。
シミリーは、"like" や "as" などの比較の言葉を用いて、二つの異なるものを直接的に比較する修辞技法です。これにより、読者や聞き手は対象の性質や状態をより具体的に理解し、鮮明なイメージを抱くことができます。詩や文学で頻繁に用いられます。
She
sings
like
an
angel.
(彼女は天使のように歌う。)
She
「彼女」という女性を指します。
sings
歌うという行為を表す動詞です。
like
「〜のように」という比較を表す前置詞です。
an angel
「天使」という存在を指します。
He
is
as
strong
as
an
ox.
(彼は雄牛のように強い。)
He
「彼」という男性を指します。
is
「〜である」という状態を表す動詞です。
as strong as
「〜と同じくらい強い」という比較を表す熟語です。
an ox
「雄牛」という動物を指します。
The
old
house
stood
as
silent
as
a
tomb.
(その古い家は墓のように静かに立っていた。)
The old house
「その古い家」を指します。
stood
「立っていた」という動詞の過去形です。
as silent as
「〜と同じくらい静かな」という比較を表す熟語です。
a tomb
「墓」を指します。
2.
たとえ、比喩。一般的に物事を分かりやすく説明するために用いられるたとえ話や表現全般。
この意味でのシミリーは、"like"や"as"を伴う厳密な直喩だけでなく、広義の「たとえ」や「比喩」としても使われることがあります。比喩表現全般を指し、複雑な概念を分かりやすく伝えたり、感情を豊かに表現したりする際に役立ちます。