Root Cause Analysis

[ruːt kɔːz əˈnæləsɪs] ルート・コーズ・アナリシス

1. 問題やイベントの最も根本的な原因を特定するための体系的な手法。

問題やインシデントが発生した際に、その表面的な原因ではなく、なぜそれが起きたのか、さらにその原因はなぜ起きたのかと掘り下げていき、真の根本的な原因を見つけ出し、再発防止策を講じるための体系的なプロセスやツールセットを指します。品質管理、安全管理、IT分野などで広く用いられます。
We need to conduct a root cause analysis to understand why the system failed. (システムが失敗した理由を理解するために、根本原因分析を実施する必要があります。)

2. 問題解決プロセスの一環として、事象の根本的な原因を特定し、それに対処するための方法論。

問題解決において、単に問題を修正するだけでなく、その根本にある原因を突き止めることに焦点を当てた一連の活動を指します。これにより、同じ問題が将来再び発生するのを防ぐことができます。5つのなぜ (5 Whys) や特性要因図 (Ishikawa Diagram) などのツールがよく用いられます。
Effective root cause analysis is crucial for improving process reliability. (効果的な根本原因分析は、プロセスの信頼性を向上させる上で非常に重要です。)