1.
何かについて疑問に思ったり、知りたいと思ったりする気持ち。
知りたいこと、疑問に思うこと、確信が持てないことなどに対して「~かな?」「どうしてだろう?」と考える心の動きを表します。丁寧な依頼にも使われることがあります。
I
wonder
if
it
will
rain
tomorrow.
(明日、雨が降るかなあ。)
I
「私」という一人称代名詞。
wonder if
「~かどうか疑問に思う」「~かなと思う」という表現。後の節に対する不確実性や推測を表します。
it will rain
「雨が降るだろう」という未来の出来事を表す部分。
tomorrow
「明日」という時を表す副詞。
She
wondered
why
he
was
so
late.
(彼女はなぜ彼がそんなに遅れたのか不思議に思った。)
She
「彼女」という三人称単数女性代名詞。
wondered
動詞「wonder」の過去形。「疑問に思った」「不思議に思った」という意味です。
why
「なぜ」という理由を尋ねる疑問詞。
he was so late
「彼がそんなに遅かった」という状態を表す部分。
We
were
wondering
where
you
went.
(私たちはあなたがいったいどこに行ったのかと思っていたところです。)
We
「私たち」という一人称複数代名詞。
were wondering
動詞「wonder」の過去進行形。「~かなあと考えていた」「不思議に思っていた」という意味です。
where
「どこへ」という場所を尋ねる疑問詞。
you went
「あなたが行った」という過去の行動を表す部分。
2.
何か驚くべきことや素晴らしいことを見て、深く感動したり感心したりする気持ち。
目の前の素晴らしいもの、驚くべきこと、理解を超えた現象などに対して、心底感動し、畏敬の念や感嘆の気持ちを抱く状態を表します。
He
wondered
at
her
courage.
(彼は彼女の勇気に感心した。)
He
「彼」という三人称単数男性代名詞。
wondered
動詞「wonder」の過去形。「驚いた」「感心した」という意味です。
at
前置詞。ここでは「~に驚いて」「~に感心して」という、感情の対象を表します。
her courage
「彼女の勇気」という意味。
They
simply
sat
and
wondered
at
the
sight.
(彼らはただ座ってその光景に感嘆していた。)
They
「彼ら」「彼女ら」「それら」などの三人称複数代名詞。
simply
「ただ」「単に」という意味の副詞。ここでは「ひたすら」のようなニュアンスです。
sat
動詞「sit」(座る)の過去形。
and wondered
接続詞「and」で「sat」と「wondered」が結ばれています。ここでは「そして驚いた」「そして感心した」という意味です。
at the sight
「その光景に」という意味。atは感情の対象を表します。
We
wondered
at
the
beauty
of
the
mountains.
(私たちはその山の美しさに驚嘆した。)
We
「私たち」という一人称複数代名詞。
wondered
動詞「wonder」の過去形。「驚いた」「感心した」という意味です。
at
前置詞。ここでは「~に驚いて」「~に感心して」という、感情の対象を表します。
the beauty
「その美しさ」という意味。
of the mountains
「その山の」という意味。「beauty」を修飾しています。
3.
驚き、不思議さ、畏敬の念。
理解を超えたものや非常に美しいものなどを見たときに感じる、深く心を動かされる驚きや不思議な気持ちそのものを指します。子供が無邪気に驚く様や、大自然の偉大さに触れた時の感動などがこれにあたります。
The
child
looked
at
the
stars
with
wonder.
(その子供は不思議そうに星々を見た。)
The child
「その子供」という意味。
looked at
「~を見る」という動詞句。
the stars
「星」という意味の複数形。特定の「その星々」を指します。
with wonder
「驚きを持って」「不思議そうに」という意味。前置詞「with」が様態を表します。
It's
a
source
of
wonder
to
me
how
they
managed
it.
(彼らがどうやってそれを成し遂げたのか、私には全くもって不思議だ。)
It's a source of wonder
「それは不思議の源である」という意味。「wonder」が名詞として使われています。
to me
「私にとって」という意味。
how
「どのようにして」という意味の疑問詞。ここでは後の節を導きます。
they managed it
「彼らがそれをどうにかやり遂げた」という意味。
filled
with
wonder
and
awe
(驚きと畏敬の念に満たされて)
filled
「満たされた」という意味の過去分詞。be動詞とともに受動態や状態を表します。
with wonder and awe
「驚きと畏敬の念で」という意味。「wonder」と「awe」は類義語で、深い感動や畏れを伴う驚きを表します。
4.
驚くべきもの、素晴らしい成果、奇跡的な出来事。
世界遺産のような大自然の驚異や、科学技術の飛躍的な進歩、困難な状況からの劇的な回復など、非常に稀で素晴らしい、感嘆せざるを得ないような物事そのものを指して使われます。
The
Grand
Canyon
is
one
of
the
natural
wonders
of
the
world.
(グランドキャニオンは世界の七不思議の一つだ(自然の驚異の一つだ)。)
The Grand Canyon
グランドキャニオンという固有名詞。
is
動詞「be」の現在形。ここでは「~である」という意味で、主語と補語を結びます。
one of the natural wonders
「自然の驚異の一つ」という意味。「wonder」が複数形(wonders)で使われ、数えられる名詞として「驚くべきもの」を指します。
of the world
「世界の」という意味。「natural wonders」を修飾しています。
The
new
treatment
is
a
medical
wonder.
(その新しい治療法は医学の奇跡だ。)
The new treatment
「新しい治療法」という意味。
is
動詞「be」の現在形。ここでは「~である」という意味で、主語と補語を結びます。
a medical wonder
「医学の奇跡」「医学における驚異」という意味。「wonder」が単数形で「驚くべきもの」を指します。
The
Seven
Wonders
of
the
Ancient
World
(古代世界の七不思議)
The Seven Wonders
「七不思議」という表現。「wonder」の複数形(Wonders)で、特定の驚くべき建造物群を指します。
of the Ancient World
「古代世界の」という意味。「The Seven Wonders」を修飾しています。