stack pointer

[stæk ˈpɔɪntər] スタックポインタ

1. プログラムのスタック最上位のアドレスを保持するCPUレジスタ。

スタックポインタは、CPU内部にある特殊なレジスタの一つで、関数呼び出しやローカル変数の管理に使われるメモリ領域(スタック)の現在地のメモリアドレスを指し示します。これにより、データがスタックに格納(プッシュ)されたり、取り出されたり(ポップ)する際に、正しい位置が常に把握されます。
The stack pointer typically points to the last item pushed onto the stack. (スタックポインタは通常、スタックに最後にプッシュされた項目を指します。)

2. 関数呼び出しやデータの一時保存に用いられるメモリ領域(スタック)において、次にアクセスされる要素の位置を示す仕組み。

スタックポインタという概念は、プログラムが実行中にどのように一時的なデータを効率的に管理するかを理解する上で不可欠です。それは、関数が呼び出された際の戻りアドレスの保存、ローカル変数の確保と解放、および関数の引数の受け渡しなど、様々な処理においてスタックの現在の「トップ」を追跡する役割を果たします。
Understanding the stack pointer is crucial for low-level system programming. (スタックポインタを理解することは、低水準システムプログラミングにとって極めて重要です。)
関連
program counter
base pointer
memory address
pop