modulus

/ˈmɑːdʒəlɪs/ モジュラス

1. 絶対値、大きさ

数学において、負の符号を無視した数自体の絶対的な大きさ、または複素数やベクトルの原点からの距離や大きさを指します。
The modulus of -5 is 5. (-5の絶対値は5です。)

2. 剰余系の法

数学の剰余計算(合同算術)において、整数を割ったときの余りを求める際に基準となる「割る数」を指します。
10 is congruent to 1 modulo 3. (10は3を法として1に合同である。)

3. 弾性係数、弾性率

物理学や工学において、物質が外部からの力に対してどれくらい変形しやすいか、または変形しにくいかを示す物理的な定数です。ヤング率(Young's modulus)、体積弾性率(Bulk modulus)、ずれ弾性率(Shear modulus)などがあります。
Young's modulus measures the stiffness of a material. (ヤング率は材料の剛性を測定します。)