idempotent

/ˌaɪdɪˈpəʊtənt/ アイディポウテント

1. 複数回実行しても1回実行した場合と同じ結果になる性質を持つこと。

ある操作を複数回行っても、一度だけ行った場合と同じ結果になる特性を指します。特に副作用のない操作や、システムの安定性を保つために重要な概念です。

The `DELETE` operation in a REST API should ideally be idempotent. (REST APIにおける`DELETE`操作は、理想的には冪等であるべきです。)

• The `DELETE` operation: 「DELETE」操作。データを削除する処理を指します。
• in a REST API: REST APIにおいて。Webサービス間の通信アーキテクチャの一種です。
• should ideally be: 理想的には～であるべきだ。望ましい状態を示します。
• idempotent: 冪等な。複数回実行しても同じ結果になる性質を指します。

Mathematical functions like `abs()` (absolute value) are idempotent because applying it again to the result yields the same value. (`abs()`（絶対値）のような数学関数は冪等です。なぜなら、結果に再度適用しても同じ値が得られるからです。)

• Mathematical functions: 数学関数。特定の計算を行うプログラムや操作を指します。
• like `abs()` (absolute value): `abs()`（絶対値）のような。数値の符号を取り除き正の値にする関数です。
• are idempotent: 冪等である。繰り返し実行しても結果が変わらない性質を持ちます。
• because applying it again: なぜならそれを再度適用しても。関数を結果に再度実行することを意味します。
• to the result yields the same value: 結果は同じ値になるからです。最終的な出力が変わらないことを示します。

Making a payment request multiple times should be an idempotent operation to prevent accidental multiple charges. (誤って複数回請求されるのを防ぐため、支払いリクエストを複数回行うことは冪等な操作であるべきです。)

• Making a payment request: 支払いリクエストを行うこと。支払いを処理するようシステムに要求することです。
• multiple times: 複数回。一度以上繰り返すことを意味します。
• should be an idempotent operation: 冪等な操作であるべきです。繰り返し実行しても同じ結果になるように設計されるべきであることを示します。
• to prevent accidental multiple charges: 誤って複数回請求されるのを防ぐため。意図しない重複課金を回避する目的です。

関連

• idempotency
• function
• operation
• side effect
• state