idempotency

/ˌaɪdəmˈpoʊtənsi/ アイデムポーテンシー

1. 冪等性（べきとうせい）。特定の操作を複数回実行しても、1回実行した場合と同じ結果になる性質。

数学やコンピュータ科学の分野で使われる用語で、ある操作を何度繰り返しても、最初に実行した後の状態から変化しない特性を指します。例えば、あるデータをデータベースに保存する操作が冪等であれば、誤ってその操作を複数回実行しても、データが重複して保存されたり、意図しない変更が加えられたりすることはありません。

Saving a file repeatedly is an idempotent operation. (ファイルを繰り返し保存する操作は冪等な操作です。)

• Saving a file: ファイルを保存すること
• repeatedly: 繰り返し、何度も
• is: 〜である、〜です
• an idempotent operation: 冪等な操作

The HTTP GET method is idempotent, as fetching data multiple times does not change the server's state. (HTTP GETメソッドは冪等です。なぜなら、データを複数回取得してもサーバーの状態は変化しないからです。)

• The HTTP GET method: HTTPのGETメソッド
• is: 〜である、〜です
• idempotent: 冪等な、何度実行しても結果が変わらない
• as: 〜なので、〜だから
• fetching data: データを取得すること
• multiple times: 何度も、複数回
• does not change: 変化させない
• the server's state: サーバーの状態

Deleting a resource can be considered idempotent if subsequent delete requests for the same already-deleted resource yield the same (resource not found) result. (リソースの削除は、同じ既に削除されたリソースに対するその後の削除リクエストが同じ（リソースが見つからない）結果を返す場合、冪等であると見なせます。)

• Deleting a resource: リソースを削除すること
• can be considered: 〜と見なすことができる
• idempotent: 冪等な、何度実行しても結果が変わらない
• if: もし〜ならば
• subsequent delete requests: その後の削除リクエスト
• for the same already-deleted resource: 同じ、既に削除されたリソースに対する
• yield: 生み出す、返す
• the same (resource not found) result: 同じ（リソースが見つからない）結果

関連

• idempotent
• operation
• state
• side effect
• functional programming