Gelatin

[ˈdʒɛlətɪn] ジェラティン

1. 動物のコラーゲンから作られる、無色透明で無味無臭の物質。液体を固める性質があり、食品や医薬品などに利用される。

ゼラチンは、動物の骨や皮などに含まれるコラーゲンから抽出される、無色透明で無味無臭の物質です。熱い液体に溶かし、冷やすと固まる性質があるため、食品ではゼリー、プリン、ムース、グミなどのデザートや、ソーセージなどの加工食品に利用されます。また、医薬品のカプセルや写真のフィルムなど、食品以外の用途にも広く使われています。料理やお菓子作りで「固める」材料として非常に馴染み深い存在です。
Gelatin is often used to thicken desserts like jelly and pudding. (ゼラチンは、ゼリーやプリンのようなデザートを固めるのによく使われます。)

2. (医療などで用いられる)ゼラチン質の物質、あるいはそれを含む製品。

この意味でのゼラチンは、単に食品の材料としてだけでなく、カプセル薬の皮膜や、写真の感光材、美術品、医療用材料など、より広範な工業的・医療的な文脈で使用されるゼラチン質の物質や、それから作られた製品全般を指します。動物由来のコラーゲンが持つ特性(透明性、粘性、熱可塑性など)を活かした多様な応用例がこの意味合いに含まれます。
Some medications are encapsulated in gelatin to make them easier to swallow. (一部の薬は、飲み込みやすくするためにゼラチンでカプセル化されています。)
関連
agar
pectin
thickener