divan

/ˈdɪvæn/ ディヴァン

1. 長くて背もたれのない、または背もたれと肘掛けが低いソファ、またはそのような形をしたベッド(引き出し付きが多い)。

家具としてのディヴァンを指す場合、低くて背もたれや肘掛けがほとんどない、または全くない長いソファや、そのような構造のベッド(特に収納付きの台座型)をイメージします。リラックスしたり、寝転がったりするのに適した家具です。
She lay on the divan, reading a book. (彼女はディヴァンに横たわり、本を読んでいました。)

2. (歴史的)オスマン帝国などのイスラム諸国における、諮問機関や執行機関としての評議会。

歴史的な文脈で使われる場合、オスマン帝国などで重要な政策や決定を行うための政府の評議会や会議体をイメージします。単にソファを指す現代の意味とは大きく異なります。
The Sultan consulted with the divan on matters of state. (スルタンは国政に関する事柄についてディヴァン(評議会)と協議した。)

3. (文学)特定の詩人の、またはあるテーマに基づく詩を集めたもの。

文学的な文脈で使われる場合、特にペルシャ語やアラビア語などの東洋文学において、一人の詩人による詩を集めたものや、特定のテーマや形式でまとめられた詩集をイメージします。 Goetheの『西東詩集(West-östlicher Divan)』のように、この語がタイトルに使われることもあります。
His divan was published posthumously. (彼のディヴァン(詩集)は死後に出版された。)