contingency

/kənˈtɪndʒənsi/ コンティンジェンシー

1. 不確実だが起こりうる将来の出来事や状況。

contingency は、将来起こるかもしれないけれど、それが確実ではない出来事や状況を頭の中で考えるときのイメージです。予測できない事態や、偶然の出来事を指すことが多いです。計画を立てる際に、「もしこうなったらどうしよう」と考える、その「こうなったら」の部分が contingency です。
Our plans are subject to contingency. (私たちの計画は不測の事態に左右されます。)

2. 不測の事態に備えるための準備や資金。

contingency は、特にビジネスや計画において、予期せぬ問題や費用が発生した場合にどうするか、そのための「備え」や「準備金」を指すイメージです。もしもの時のための保険のようなものです。
We have a contingency fund for unexpected expenses. (私たちは不測の出費に備えて、緊急準備資金がある。)

3. 論理学や哲学で、必然的ではなく偶発的であること。

contingency が論理学や哲学で使われる場合、それは物事が「そうなるしかなかった」のではなく、「たまたまそうなった」という「偶然性」や「必然性の欠如」を指すイメージです。別の可能性もあり得た、という考え方です。
Philosophers discuss the contingency of existence. (哲学者は存在の偶発性について議論する。)
関連
eventuality
possibility
emergency
accident
dependence
conditionality