albuterol

[ælˈbjuːtəˌrɔːl] アルブテロール

1. 喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器疾患によって狭くなった気道を広げ、呼吸を楽にするために使用されるβ2アドレナリン受容体作動薬(気管支拡張薬)の一種。

アルブテロールは、β2アドレナリン受容体作動薬(β2アゴニスト)と呼ばれる種類の薬で、肺の気道にある小さな筋肉をリラックスさせることで気道を広げます。これにより、息切れ、咳、胸部圧迫感などの症状を和らげ、呼吸を楽にします。通常、吸入器(インヘーラー)を通じて投与され、症状の急性発作を迅速に緩和するために使用されます。
I need to use my albuterol inhaler for my asthma. (喘息のためにアルブテロール吸入器を使う必要があります。)

2. 主に喘息発作や運動誘発性喘息の予防に使用される、迅速な作用を持つ吸入型の「レスキュー薬」。気道が狭まることで起こる急な呼吸困難に対して用いられる。

この薬は、通常「レスキュー吸入器」として知られ、突然の喘息症状が現れた際に緊急的に使用されます。効果が数分以内に現れ、最長で4~6時間持続するため、症状の急速な緩和が期待できます。日常的な症状管理のためではなく、急な症状の悪化時や、運動などの誘発因子に触れる前に予防的に用いられるのが特徴です。
Keep your albuterol rescue inhaler handy at all times. (アルブテロールのレスキュー吸入器を常に手元に置いておきなさい。)