Maxim of Quantity

/ˈmæksɪm ʌv ˈkwɒntɪti/ マキシム オヴ クウォンティティ

1. グライスの会話の公理の一つで、発言は情報的であるべきであり、必要以上に情報を提供すべきではない、という原則。

会話において、話し手が提供する情報量が適切であるべきだという原則です。具体的には、必要な情報を与え、不要な情報は避けることで、効率的で協力的なコミュニケーションが促進されるべきだとされます。

To adhere to the Maxim of Quantity, ensure your contribution is as informative as required. (「量の公理」に従うには、あなたの発言が必要とされるだけ情報的であることを確実にしてください。)

• To adhere to: 「～に従うために」「～を守るために」という意味です。
• the Maxim of Quantity: 「量の公理」を指します。グライスの提唱した会話の原則の一つです。
• ensure: 「確実に～する」「保証する」という意味です。
• your contribution: 「あなたの発言」「あなたの貢献」という意味です。
• is as informative as required: 「必要とされるだけ情報的である」という意味で、情報量が適切であることを示します。

Violating the Maxim of Quantity can lead to confusion or boredom. (「量の公理」を侵害すると、混乱や退屈を引き起こす可能性があります。)

• Violating: 「侵害すること」「違反すること」という意味です。
• the Maxim of Quantity: 「量の公理」を指します。
• can lead to: 「～につながる可能性がある」「～を引き起こす可能性がある」という意味です。
• confusion: 「混乱」という意味です。
• or: 「または」という意味です。
• boredom: 「退屈」という意味です。

Speakers often break the Maxim of Quantity by being either too brief or too verbose. (話し手は、短すぎるか、または長すぎることで、しばしば「量の公理」を破ります。)

• Speakers: 「話し手」「発言者」という意味です。
• often: 「しばしば」「よく」という意味です。
• break: 「破る」「違反する」という意味です。
• the Maxim of Quantity: 「量の公理」を指します。
• by being: 「～であることによって」という意味です。
• either too brief: 「短すぎるか」という意味です。
• or too verbose: 「または長すぎる」という意味で、冗長であることを示します。

関連

• Grice's Maxims
• Maxim of Quality
• Maxim of Relation
• Maxim of Manner
• Pragmatics
• Cooperative Principle