IgD

IgD

/ˈaɪ ˌdʒiː ˈdiː/ アイ ジー ディー

1. 免疫グロブリンD。ヒトの免疫系に存在する5つの主要な抗体クラスの一つ。

IgD(免疫グロブリンD)は、免疫系が病原体から体を守るために産生する特殊なタンパク質である免疫グロブリン(抗体)の一種です。他の抗体クラスに比べて血液中の濃度は非常に低いですが、B細胞の表面に特に多く見られます。
IgD is one of the five classes of antibodies found in humans. (IgDは、ヒトに見られる5つの抗体クラスの一つです。)

2. B細胞の活性化と成熟に関与するとされる免疫グロブリン。

IgDは特に未熟なB細胞の表面にB細胞レセプター(BCR)として発現しており、抗原との結合を通じてB細胞の活性化と分化を促進する役割を担っていると考えられています。これにより、免疫応答の開始に寄与します。
IgD functions primarily as a B cell receptor on naive B lymphocytes. (IgDは主に未熟なBリンパ球上でB細胞レセプターとして機能します。)
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