High Victorian Gothic

[ˈhaɪ vɪkˌtɔːriən ˈɡɒθɪk] ハイ・ヴィクトリアン・ゴシック

1. 19世紀半ばから後半にかけてイギリスで流行したゴシック・リバイバル建築の一種で、特に装飾豊かで壮麗な特徴を持つ建築様式。

「ハイ・ヴィクトリアン・ゴシック」は、ヴィクトリア朝イングランドで発展したゴシック・リバイバル様式の特定の段階を指します。ジョン・ラスキンやオーガスタス・ピュージンといった理論家によって推進され、その特徴は鮮やかな色彩、複雑な装飾、そして力強い量感にあります。公共建築や大学などに多く見られ、当時のイギリス帝国の威厳と豊かさを象徴していました。

The Royal Courts of Justice in London are a prominent example of High Victorian Gothic architecture. (ロンドンの王立司法裁判所は、ハイ・ヴィクトリアン・ゴシック建築の顕著な例です。)

• The Royal Courts of Justice: 「王立司法裁判所」を指し、特定の建物の名称です。
• in London: 「ロンドンに位置する」ことを示します。
• are: 主語が複数形であるため、be動詞の複数形が使われています。「〜である」という意味です。
• a prominent example: 「顕著な例」という意味です。
• of High Victorian Gothic architecture: 「ハイ・ヴィクトリアン・ゴシック建築の」という意味で、どのような建築の例であるかを説明します。

High Victorian Gothic often features rich ornamentation, polychromy, and a grand scale. (ハイ・ヴィクトリアン・ゴシックは、しばしば豊かな装飾、多色使い、そして壮大なスケールを特徴とします。)

• High Victorian Gothic: 「ハイ・ヴィクトリアン・ゴシック」という建築様式を指します。
• often: 「しばしば」「よく」という意味の頻度を表す副詞です。
• features: 「〜を特徴とする」という意味の動詞です。主語が三人称単数なので-sがついています。
• rich ornamentation: 「豊かな装飾」を意味します。
• polychromy: 「多色使い」「多色性」を意味します。
• and: 「そして」という意味で、前の語句と次の語句をつなぎます。
• a grand scale: 「壮大なスケール」「大規模」を意味します。

Many universities and public buildings constructed during the mid to late 19th century adopted the High Victorian Gothic style. (19世紀半ばから後半にかけて建設された多くの大学や公共建築物が、ハイ・ヴィクトリアン・ゴシック様式を採用しました。)

• Many universities and public buildings: 「多くの大学と公共建築物」を指します。
• constructed during the mid to late 19th century: 「19世紀半ばから後半にかけて建設された」という過去分詞句で、前の名詞句を修飾しています。
• adopted: 「〜を採用した」という意味の動詞 adopt の過去形です。
• the High Victorian Gothic style: 「ハイ・ヴィクトリアン・ゴシック様式」を指します。

関連

• Victorian architecture
• Gothic Revival
• Ruskinian Gothic
• Pre-Raphaelite Brotherhood
• Arts and Crafts movement