nocturne

/ˈnɑːk.tɜːrn/ ノクターン

1. 主にピアノのために作曲された、夜の情景や雰囲気を表現するロマンティックで叙情的な音楽作品。

夜の静けさや神秘、ロマンティックな雰囲気を音楽で表現した作品を指します。特にショパンの作品が有名で、夢見るような旋律や憂鬱な感情が特徴です。

Chopin's Nocturnes are beloved for their lyrical beauty. (ショパンの夜想曲は、その叙情的な美しさで愛されています。)

• Chopin's: 「ショパンの」という意味で、作曲家ショパンに帰属することを示します。
• Nocturnes: 「夜想曲」という意味で、ここでは複数形になっています。
• are beloved: 「愛されている」という意味で、受動態の表現です。
• for: 「～のために」「～の理由で」という意味です。
• their: 「それらの」という意味で、ここではショパンの夜想曲を指します。
• lyrical: 「叙情的な」という意味です。
• beauty: 「美しさ」という意味です。

She played a haunting nocturne on the piano. (彼女はピアノで忘れられないような夜想曲を演奏した。)

• She: 「彼女」という女性を指す代名詞です。
• played: 「演奏した」という動詞playの過去形です。
• a: 不特定の単数を表す冠詞です。
• haunting: 「心に残る」「忘れられない」という意味です。
• nocturne: 「夜想曲」という意味です。
• on: 「～の上で」という意味ですが、ここでは「～で（楽器を演奏する）」という状況を示します。
• the piano: 特定の、あるいはその場にある「ピアノ」を指します。

The concert concluded with a beautiful nocturne. (コンサートは美しい夜想曲で締めくくられた。)

• The concert: 特定の「コンサート」を指します。
• concluded: 「終えた」「締めくくられた」という動詞concludeの過去形です。
• with: 「～で」「～を伴って」という意味です。
• a: 不特定の単数を表す冠詞です。
• beautiful: 「美しい」という意味です。
• nocturne: 「夜想曲」という意味です。

2. 夜の情景や夜の効果を強調して描かれた絵画。特にジェームズ・マクニール・ホイッスラーがこの様式で知られています。

主に19世紀後半にジェームズ・マクニール・ホイッスラーがこの用語を使ったことで知られ、夜の闇や光の効果を強調した絵画を指します。夜の雰囲気や感情を色彩と光で表現することが特徴です。

Whistler's 'Nocturne in Black and Gold' is a famous example of this artistic style. (ホイッスラーの『黒と金色の夜想曲』はこの芸術様式の有名な例です。)

• Whistler's: 「ホイッスラーの」という意味で、画家ホイッスラーに帰属することを示します。
• 'Nocturne in Black and Gold': ホイッスラーの有名な絵画作品のタイトルです。
• is: 「～である」というbe動詞の現在形です。
• a famous: 「有名な」という意味です。
• example: 「例」という意味です。
• of: 「～の」という意味で、所有や関連を示します。
• this: 「この」という意味です。
• artistic: 「芸術的な」という意味です。
• style: 「様式」「スタイル」という意味です。

The gallery featured a collection of nocturnes depicting Parisian nights. (そのギャラリーでは、パリの夜を描いた夜景画のコレクションが展示されていました。)

• The gallery: 特定の「ギャラリー」を指します。
• featured: 「特徴とした」「展示した」という動詞featureの過去形です。
• a collection: 「コレクション」という意味です。
• of: 「～の」という意味で、内容を示します。
• nocturnes: ここでは「夜景画」という意味で使われています。
• depicting: 「描いている」という動詞depictの現在分詞形です。
• Parisian: 「パリの」という意味です。
• nights: 「夜々」「夜の情景」という意味で、ここでは複数形です。

His latest work was a somber nocturne, full of deep blues and purples. (彼の最新作は、深い青と紫に満ちた陰鬱な夜景画だった。)

• His: 「彼の」という意味です。
• latest: 「最新の」という意味です。
• work: 「作品」という意味です。
• was: 「～だった」というbe動詞の過去形です。
• a: 不特定の単数を表す冠詞です。
• somber: 「陰鬱な」「薄暗い」という意味です。
• nocturne: ここでは「夜景画」という意味で使われています。
• full of: 「～に満ちた」という意味です。
• deep: 「深い」という意味です。
• blues: 「青色」を指し、ここでは色合いの複数形です。
• and: 「～と」という意味の接続詞です。
• purples: 「紫色」を指し、ここでは色合いの複数形です。

関連

• sonata
• concerto
• symphony
• étude
• prelude
• ballade
• impromptu
• nightscape
• moonlight
• dusk
• twilight